男女のまぐあいとは、つまり子作りです。


子作りを一つの象徴として捉えるなら、それは「創造」でしょう。


わたしはセラピーの一環で夢分析をしますか、「子を生む」夢は、たいてい新たな創造性を意味します。


12星座が人の意識の成長を示すと考えると、牡牛座は幼年期に当たります。


つまり生まれてから死ぬまでの間に、人生という大きなアートを創造する、その芽生えの時期と言えるのです。





牡牛座に天体を多く持つ人は、たいてい五感が発達しています。

見る・聞く・触れる・味わう・匂う

の五感です。


このいずれかが特化していることもあるし、複数の感覚機能が優れている場合もあるでしょう。



「まぐあい」が示すもののもう一つに、この五感があります。


男女は相手を選ぶとき、五感をフル稼働させます。


姿を見、声や話しぶりに耳を傾けます。


たいていは、話している内容よりも、その音や間合いに惹きつけられるものです。


匂いもまた、出会った瞬間に異性の本能を刺激します。


人はより優れた子孫を残すために、自分と異なる遺伝子を持つ異性を求めるといいます。


その「見分け」が匂いによってなされていることが、科学的にも照明されています。


男女が互いを選び、性的な結合をするまでに、唇を合わせ、味わい、肌に触れます。


まぐあいは、五感のすべてを満たす体験でしょう。


牡牛座の持つ芸術的な質は、神話のまぐあいが示す、「創造性」と「五感」、この両者によって示されているのです。


しかしそれだけでは、「芸術」の持つ奥深さは語りきれません。


牡牛座は、実はもう一つ、元となったと言われる神話があります。それが「ポセイドンの牡牛」、黒い牡牛の物語です。


次回はそちらに触れていきましょう。



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【編集後記】

これを書いていた頃、
日常の中で、牡牛座性を
揺さぶるような出来事が度々
起こりました。

これは一つには、
各章を書き進める中で
「その星座(サイン)の魅力を体感する」
ことを「意図」したためです。

神話の読み解きと同時に、
すべてのサインの持つ
最高に開花した姿を、
人生の中で、体感として学ぶ。
スタートと同時に、そう意識に
セットしたのです。

これが、ホロスコープの上空に
「大いなるわたし」を仮置きする
ということです。

どのサイン、どの天体に力を与え
育むか。

それを決めるのは時の天体でも、
ホロスコープでもなく、
わたし自身、あなた自身なのです。
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