10/22
チャンピオンズリーグ、シャルケVSチェルシーを観戦してきました。
ご存知の方も多いと思いますが、シャルケには日本代表の内田篤人選手が所属しています。
宿のあるドルトムントから電車で約40分、ゲルゼンキルヒェンへ。
片道5.1ユーロ。試合当日はチケットがあれば運賃無料らしい。
素晴らしきサッカー文化。
試合4日前にシャルケ公式サイトで購入。
バックスタンドで前から2列目。
幸運にもこれ以上ない席を67ユーロで手に入れることができた。
試合会場のVELTINS ARENAのすぐ近くにはシャルケのクラブハウス、練習場がある。
そして屋台も出ててみんなビールを飲んでスタジアムへ向かう。
つまみはもちろん、ソーセージとポテト。
ちょっとしたオクトーバーフェストみたいな感じ。
そうこうしているとシャルケの選手を乗せたバスが到着。
人だかりが出来すぎていて選手は見えなかったけど、内田選手が出てきたときにはシャルケサポーターから「ウシー(うっちー)」と声援があった。
スタジアム内へ。
前から2列目なのでむちゃくちゃ近い。
チェルシーの選手が練習に登場。
遅れてシャルケの選手も出てきた。
ここからは内田選手の写真をばーっと載せる。サイズ小さくしてるので画質は悪い。
練習に登場したとき自分が座ってる方に走って来たので驚いた。
しかもめっちゃ近い。細かったけど、表情は引き締まっていてこの試合に懸ける意気込みが伝わって来る。
キックオフが近づくにつれ、応援のボルテージが上がるシャルケサポーター。
アウェイのチェルシーサポーターは、フェンスみたいな中に隔離されている。
選手入場。内田選手は回って来たフラッグをもらい忘れるほど、集中していた。
チャンピオンズリーグの音楽も流れ、言葉には言い尽くせない高揚感に包まれる。
チェルシーのモウリーニョ監督(左から2人目)遠目からでもオーラというか貫禄があった。
スペイン代表のフェルナンド・トーレス。この日2ゴール。
試合の方は前半早々にコーナーキックから先制したチェルシー。
その後、カウンターから2ゴールを決めるという盤石の戦いで3-0でチェルシーの勝利。
試合後、他の選手から遅れて一人でサポーターに挨拶に行く内田選手。
背中からは悔しさが滲み出てた。
ここからは試合の感想を。
目の前で繰り広げられた世界最高峰の試合。
想像以上にハイレベルで言葉を失った。
耳をつんざくようなシャルケサポーターの応援。
迫力、臨場感が半端ない。
プレーの一つひとつから絶対に勝つという覚悟、執念が伝わって来るから。
各国の代表選手が名を連ねるなか、客観的に見ても一人の日本人は遜色なく闘っていた。
一対一ではしなやかにボールを奪う。
攻撃面では常に高い位置を取り、相手の隙を狙う。
いいポジションを取り、フリーの場面でボールを呼んでいたけど、なかなかボールが回ってこず。
これにはシャルケサポーターも「ウシーがフリーだろ!」と言わんばかりに声をあげる。
ミスも少なく、冷静に試合の流れを読み、相手の守備網を崩そうと常に狙っていただけに残念だった。
初めて生でシャルケの試合を見たけど、内田選手はチームに欠かせない存在になっているのではないかな。
一つ言うなれば、ゴールなり目に見える結果を出してチームを勝たせるプレーをしてほしかった。
それだけの力があると思うから。
といってもチェルシーはさすがの一言。
カウンターは鋭いし、分かっていても止められない。
地力の差があったかなと。
今までたくさんの試合を観戦したけど、個人的に間違いなくこの一戦が最もハイレベル。
こんなにも試合が終わって欲しくないと思った90分間は初めてだった。
心地よいとすら思うほど。
何より内田選手が体を張って闘っている姿には心が動かされた。
次は26日ドルトムント戦に期待したい。
【Today's music】
外は白い雪の夜 吉田拓郎
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