高校生らしい手書きベースの可愛らしい地図に仕上がっています。
このマップは、地元の人が地元でお金を消費することが大事、若い人たちが地元の店に行きやすいように、と言うコンセプトで制作されています。

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ユースみやっこベースとは、宮古市で暮らす高校生の社会活動への参加参画の機会づくりに繋げたいと立ち上げられた市民団体。
交流を促す高校生サミットなど、社会活動に積極的に行っています。
その「あうぇーこなび」が22日から配布が始まっています。
「あうぇーこなび」はよくある町の地図ではなく、高校生ならではの目線で作られています。
高校生たちの思いで作られており、それに沿った店舗探し、記事作成が行われています。
<ラーメン店「福」に配布する高校生>

<丼物店「丼の店おいかわ」に配布する高校生>

発行部数は3000部。
市内高校へ約1500部配布され、掲載店舗もほかにも駅や公共施設、宮古市総合福祉センターなどに置かれる予定となっています。
こういった若者の活動はとても大事ですが、宮古市ではあまり活発ではありませんでした。
震災を機に高校生のボランティア活動も活発化しましたが、風化とともに沈静化しています。
そんな中、こういった活動を見直し組織として動き始めているこの団体の活動は徐々にクローズアップされています。
願わくは、一過性のものではなく息の長い活動になるように。
また高校生にかぎらず、地域に暮らす若者たちが自分たちの出来る事を見つけていける、そんな宮古市にしていきたいと思いますし、そのために魅力ある宮古市を想像していく責任を大人たちで分担していければ、そう思わずに入られません。
そのための起爆剤、きっかけにこの団体がなり、暮らすのが楽しい町に発展していくといいですね!