横長のグリーンでピン位置は左端
グリーンに届かなかったりグリーンオーバーして崖下や池に打ち込んでしまった経験有りませんか?
今日のブログは、そんな時に役立つ知識を紹介します。
【ピンエッヂ】【バックエッヂ】
皆さんご存知ですか?
【ピンエッヂ】とはボールからグリーンエッヂまでの距離とグリーンエッヂからピン下側のグリーンエッヂBまでの距離を足した距離
【バックエッヂ】とはピンからグリーン奥までの距離
下記は、先週の試合で使ったヤーデッヂブックとピンポジションです。
太線がグリーンの形
右の赤●が初日、左の赤●が二日目のピンポジションです。
右下のAがグリーンエッヂ
方眼線のひとマスが5ヤード刻みで表示されてます
二日目のピンポジションはグリーンエッヂAから21ヤード、左グリーン端から5ヤード
2ndショットを打つ場合
ボールからピンまでの距離を打たなければなりません。
このロケーションの場合
左端のグリーンエッヂBがグリーンエッヂAから13ヤードある為、その分のキャリーを考えなければなりません
そして、グリーンの長さが32ヤード(左上の数字)
この二つを攻略した2ndショットが必要になります。
ここでキャディーが選手に伝えるのが【ピンエッヂ】と【バックエッヂ】になります。
計算式は
ボールからグリーンエッヂAまでが150ヤードの場合
【ピンエッヂ】150+13=163ヤード
【バックエッヂ】32-21=11ヤード
そして、左側グリーンの長さは、ピンエッヂAから左奥のグリーン端まで、32-13=19ヤード
すなわち、グリーンに乗せるには、163ヤード以上のキャリーで182ヤード未満のショットが要求される訳です。
ゴルフ場によってはグリーンの幅や長さ、その日のピンポジションなどが正確に表示してあるところも有ります。
シビアなプレイをお望みの方は、プレイの前にマスター室などに確認してみて下さい。