滋賀県の中央部を占める琵琶湖は日本最大の湖です。最大水深は103メートルも有ります。
明治の初めまでは近江国と呼称されていました。この地は、東海、北陸、近畿方面への交通の要衝でしたから、商人が多く出ました。近江商人と言われていました。
琵琶湖は沿岸一帯に戦国時代の城跡が多くあるので歴史を探訪する地域として、大変面白いと思います。
琵琶湖の周りの戦国時代のお城をマークして見ました。中でも織田信長築城の安土城跡は圧巻です。残念ながら城は消失して石垣しか現存していませんが、規模とか歴史的価値などでは抜群です。
私は戦国の城跡を観光する為、この琵琶湖をバイクで一周した事が有ります。湖畔の彦根を出発して、2日ほどかけて再びその彦根に戻った時、300キロほどでした。
琵琶湖の一周の距離は、寄り道しなければ200キロほどです。自転車で回っても面白いと思います。
琵琶湖沿岸の城跡は、彦根から時計の反対方向に回って、
★井伊氏の「彦根城」
★豊臣秀吉の「長浜城」
★浅井長政の「小谷城」
★明智光秀の「坂本城」
★織田信長の「安土城」
a ★石田三成の「佐和山城」
その他に砦の類も有りますが、お城としては、この六城が歴史的にも存在感が大きいお城です。
安土城の天主閣跡から、下界を眺めますと近江平野が一望出来、素晴らしい景観です。信長の偉大な「天下布武」のこころざしが尊崇されます。
この安土城の石段を、秀吉とか、光秀、家康、福島正則、加藤清正達が踏んだと思うと、その戦国時代にタイムスリップしそうです。
豊臣秀吉の、長浜城は鉄筋造りの城に再建されています。この長浜の地名は、秀吉が小浜をスケールの大きい長浜に変えました。秀吉らしい発想です。
坂本城、佐和山城跡は、戦国時代の歴史の中で、大きな働きをした武将達の城ですが観光客は殆ど訪れず、歴史の中に埋没しています。武将の人気の度合いを表しているようです。
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