岩石で造られた金庫 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

昨日は丹波の篠山城に付いて書きました。私はプロフイールに書いている通り、丹波篠山の出身です。遠く関東に在って、篠山を懐かしさを籠めて書いています。


真空管のアナログ世界に魅せられて-篠山

真空管のアナログ世界に魅せられて-ささやま


篠山城のお堀周りには篠山藩の武家屋敷が一部保存されています。現在は民俗資料館を兼ねた美術館に成っています。


真空管のアナログ世界に魅せられて-金櫃


この資料館の中庭には、大きな岩で出来た井戸の様な構造物が在ります。この井戸から飲料水を汲み上げていたかと思いきや、そうではありません。


この構造物は、篠山藩の財を保管する金庫でした。地下の土蔵から出てきたものを、篠山市がこの武家屋敷跡に移動したものでした。


それにしても頑丈な金庫です。花崗岩の板石を数枚組み合わせて有ります。


ところで、江戸時代では金庫を岩で造ることは果たして一般的な事だったのでしょうか。もしも岩で造られた金庫は篠山藩だけのものだったとしたら、貴重な文化財ですね。



ハートアメーバううっ
にほんブログ村 コレクションブログ その他珍しいコレクションへ
にほんブログ村