Columbiaブランドの真空管ラジオ | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

コロンビアは、現在、オーディオ・ビデオソフト制作の会社ですが、元はステレオ・ラジオなどのオーディオ製造の雄でした。


現在は日立の資本が入っています。


私のコレクションの中から、コロンビア製の真空管ラジオ

(昭和28年代)を紹介しましよう。


コロンビア真空管ラジオ


コロンビアの6珠スーパーラジオ

ダイアル部の緑の光は「マジックアイ」(魔法の眼)

ラジオの箱に丸みが有り木製の温もりを感じる


ラジオマジックアイ


「マジックアイ」部の拡大写真


マジックアイ


「マジックアイ」は選局を容易にする

扇形部分が閉じると感度が最大


マジックアイ6E5


「マジックアイ」は特殊な真空管(型名は6E5)

電子が蛍光体を発光させる

(テレビのブラウン管と同じ原理)


コロンビア真空管ラジオ


コロンビアの真空管ラジオの内部

真空管が点灯している様子


現在、コロンビアの社名がコロンビアミュージックエンタティンメントと変わっていますが、1910年(明治43年)創立の日本を代表するオーディオの老舗でした。


コロンビアはオーディオの雄として今も光を放っています。


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