■もうかりまっか? | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

私は、二十歳前まで、兵庫の丹波篠山に住んでいましたので、

関西弁が話せるし、分かります。


東京では、「生き馬の目を抜く」といわれて来ました。余り、

いいイメージの言葉では有りませんが、東京では、

「田舎もんは用心しなさいよ」の戒めだと思います。

関西では、どうかと申しますと、大分、その趣が変わります。大阪商人は、「爪に火をともして銭儲けをする」。


かたや、江戸(東京)では「宵越しの銭は持たぬ」のが、美風かの如く評されています。 この辺の事情は、古典落語を聴きますとよく分かりますね。


関西人は、ドケチ(倹約家)で、東京(江戸)人は、銭(ゼニ)に綺麗のイメージが有ります。しかし、現代の近代都市、大阪と東京では、夫々のイメージは相当変わっていると思います。


しかし、大阪商人は、今でも伝統的に銭儲けに熱心で、

また銭儲けが巧いと思います。


いつもの挨拶は、


「もうかりまっか」 が口癖で、


「さっぱりあかんわ」 がその答えです。


掛合い漫才のようでユーモラスです。この言葉には、多分に

謙遜の意味合いも有ると思います。


大阪商人は、太閤さんの時代より、たしかにケチ(倹約家)で、

稼ぎまくりますが、いざとなれば私財を投げ打って、

世のために貢献します。


今日は、そんないさぎよい大阪商人

「どうとん」を紹介します。


2003年に阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝したとき、

感極まって若者が飛び込み有名になった、大阪ミナミの

「どうとん掘」ですが、このお堀は桃山時代後期の「安井道頓」

(1533~1615)と言う河内の一介の町人が、

私財をなげうって、開削しました。


道頓は安土桃山時代、秀吉の命を受け、大阪城の横に

お堀を掘削したのが現代の「どうとん堀」なのです。


その後、道頓の功績を讃え、

「道頓掘」と称されるように成りました

道頓の活躍した安土桃山の当時は、「東横堀川」と「西横堀川」の東西に両川が有りましたが、水はよどみ現代よりももっと汚い状態だったようです。


そこで両川を堀でつなぎ、水の流れを良くし、「川化と運河としての機能向上」を目的に作られたのがこのお堀だったのです。秀吉はその労に報いるため、安井家にその周辺の土地を払い下げました

後日談ですが、その所有権をめぐって、1976年(昭和51年)に裁判が行われました。しかしその判決は安井家に所有権は認めずの判決がでました・・・・。


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