<News Angle> 損保ジャパンと日本興亜が統合 2010年春、大手3陣営に | haru's Angle

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今日3回目の<News Angle>。今回は、損保業界3位の損保ジャパンと5位の日本興亜損保が来年(2010年)春をメドに経営統合することを明らかにしました。このニュースについてお伝え致します。


損害保険業界3位の損害保険ジャパンと同5位の日本興亜損害保険が来年(2010年)春をメドに経営統合する方針を明らかにしました。損保ジャパンが新たに設立する持ち株会社の傘下に2社が入る意向。三井住友海上グループホールディングス、あいおい損保、ニッセイ同和損保が来年4月に統合して誕生する新会社、東京海上ホールディングスに次ぐ業界3位の規模となり、損保業界は大手3社時代に突入します。


週内にも発表するということ。国内の損保市場は少子高齢化や自動車保有台数の減少で頭打ちが鮮明。一方で保険金不払い問題への対応などで事業費は増えており、効率運営を目指した再編の動きが活発になっています。


また統合後にシステムを共通化する検討にも入りました。損保本社と代理店をオンラインで結んで契約情報などを共有する代理店システムや損害査定システムなどの共通化を検討します。保険金不払い問題の再発防止も急務になっているため、損保各社はシステム費が膨らみ収益を圧迫しています。両社は統合効果で最も発揮しやすいのがシステム分野だと見ています。


損保ジャパン・日本興亜損保 来年(2010年(平成22年))春 経営統合・システム共通化予定


という訳で、遂に損保ジャパンと日本興亜損保が経営統合に向けて動き始めました。またシステムも共通化する予定です。この統合が実現すると三井住友海上グループホールディングス・あいおい損保・ニッセイ同和損保が来年4月に統合して誕生する新会社と東京海上ホールディングスについで業界3位の会社として生まれ変わることになります。果たして損保業界はどうなっていくのでしょうか?注目していきたいと思います。