制作部のたけともです。
つ、ついに・・・
ねんどろいどもあ きせかえパジャマの原型が完成しましたー！！
パジャマの種類は
「シャツタイプ」
「チュニックタイプ」
となっています。
完成した原型を見て、「これが製品になるんだ・・」と思うとテンション上がりっぱなしです。
今すぐ頭を付けて遊びたいですが、彩色版が出来るまでお預けです。
私たけともは「ねんもあ きせかえパジャマ」の原型修正を担当しました。
原型修正とは、
原型をより可愛く直したり、
工場で生産しやすいようにパーツの仕様を変えたり、
製品の品質向上に繋がる重要な作業のことです。
本日は原型修正の様子も紹介したいと思います。
修正するのはチュニックタイプの下半身です。
下半身は全3パーツで構成されています。
まずは思い切って、3つのパーツを１つにまとめます。
パテをパーツ同士の隙間に盛って、
全体のフォルムを崩さないよう注意して形を整えます。
次はパジャマ部分と生足部分を分割します。
別パーツにすることによって、
塗装時に肌部分とパジャマ部分を塗り分ける必要がなくなります。
切断した断面にジョイントを作ります。
軸を９０度、真っ直ぐ打ち込まないとパーツ同士に隙間が生まれてしまうため、
とても神経を使う作業です。
パジャマ部分のしわを少し追加して、布の柔らかさを表現します。
微調整を繰り返して、表面処理をすれば・・・
原型修正完了です！
パーツ一覧がコチラ
色ごとのパーツ分けすることが出来ました。
これによって工場での塗装効率を上げることが出来ます。
また、塗装ミスをふせぐことで製品の品質向上にも繋がるのです。
修正前と修正後を比べてみましょう。
パッと見では大きな変化はありませんが、
よく見ると腰まわりの表現、パジャマのしわなどが修正されています。
原型修正という作業、絵づらは少し地味だったかもしれませんが、
このような作業を積み重ねていくことで、原型は生まれます。
フィギュア制作は改めて奥深いものだと感じる今日この頃です。
では本日はここまで。
次回もお楽しみに！
制作部 たけとも