建造物の登録有形文化財 ①
本日の夕刊、9月5日付け日本経済新聞夕刊9面(オムニス関西)「建造物の登録文化財 兵庫1位へ 阪神大震災で保存の機運」を読んだ。
兵庫県の登録有形文化財の建造物数が今秋にも全国1位になるとの記事であるが。
現在1位は、大阪府とのこと。意外?
①大阪(521件)
②兵庫(529)⇒文化庁の文化審議会が13件の新規登録を答申中。
③京都(376)
③長野、⑤香川、⑥新潟、愛知、⑧群馬
⑨滋賀(292)
⑩東京
⑲奈良(197)
(全国平均:181件)
近畿は全体的に多い。
「登録有形文化財」、正式名称「文化財登録制度」とは?
社会的評価を受けるまもなく消滅の危機に晒されている、
近代等の文化財建造物を後世に幅広く継承していく目的で、
平成8年10月1日に施行された文化財保護法の一部を改正する法律によって、
保存及び活用についての措置が特に必要とされる文化財建造物を、
文部科学大臣が文化財登録原簿に登録する制度。
(文化庁ホームページ:有形文化財(建造物) 、
ホーム>文化財>文化財紹介>有形文化財(建造物)より。)
登録基準は、
建築物、土木構造物及びその他の工作物のうち、
原則として建設後50年を経過し、かつ、次の各号の一に該当するもの
(1)国土の歴史的景観に寄与しているもの
(2)造形の規範となっているもの
(3)再現することが容易でないもの
登録有形文化財登録基準 、文化庁
HOME>文化財>文化財の紹介>有形文化財(建造物)>登録有形文化財登録基準
外観を維持するための規制はあるが、内部は改装でき、商業施設として様々な活用が可能。
また、所有者にとっては相続税等の減免がある。
文化財保護に関する税制優遇措置について 、文化庁
ここ北浜を含む大阪市中央区にも、
数々の登録有形文化財があります。
続きます。
(7月19日ブログ「レオーネは、「神戸レオネッサ」を勝手に応援します。 」)