先に記事にしました、戦後に朝鮮半島であった大虐殺に関しては、最近は知られるようになりましたが、いまだに日本ではタブー視されており、まずマスコミに載ることはありません。
日本のマスコミでは、国内ならば広島・長崎・沖縄の悲劇、海外ならばアウシュビッツがマスコミではよく取り上げられます。
確かにこれも、悲惨な事件でした。
しかしながら、これらとはけた違いの犠牲者の出た事件などは隠されたりしています。
特に最近のマスコミは、中華人民共和国と韓国には気を使っています。
では、ここ100年間で民間人犠牲者が100万人を超えたと思われるものを挙げてみます。
★中華人民共和国;大躍進運動並びに文化大革命
推定犠牲者;3000万人~6000万人以上
この犠牲者はさっぱりわかっていません。
大躍進制作失敗でひどい飢餓状態となり、3000万人~5000万人、一部の話では億単位の犠牲者が出たと言われています。
これに続く文化大革命では、粛清という名前の意見を異にする人間の殺人が行われ、これも推定で1000万人くらいが殺されたと言われいています。
その猟奇的殺人にあった犠牲者の中には、首相の養女もふくまれています。
当時は、首相より強いなかば公的な暴力集団が人の命を左右していました。
この勢力に反対した日本のマスコミは、親中の朝日新聞以外は中国から締め出されています。
戦争を煽り、数千万人の殺人をしている国家におべっか使っていたところが、戦争反対とか人権がどうのとか言っているわけですから、昔の記事を知っている人なら笑ってしまいます。
この時代は、私よりかなり若い方でも、しっかり記憶している方が大勢います。
★カンボジア;ポルポト派クメールルージュ
国民の3人に1人とか、5人に1人とかが犠牲になった、ポルポト政権による虐殺。
これも、私と同じ年齢くらいで生き延びた人ならば、記憶が明瞭な方もいます。
日本人では生存者が2人いたはずです。
まあ、平和な日本では、話を聞いてもほとんど信じられない内容でしょうね。
とにかく、へたなことを言ったら息子や娘に密告され、隣の子供に殺されかね無い時代。
小中学生が兵士で、大人は働きアリ。
マンガのような世界です。
(すべて骸骨です)
★ドイツ;アウシュビッツなど
数百万人とも言われる、ユダヤ人迫害。
マスコミでは最もよく取り上げられるものです。
★韓国;保導連盟事件(前回記事写真参照)
韓国軍による虐殺ですが、政府は長らく共産党員によるものと嘘をついていました。
ただし、アメリカの文書公開でウソがばれてしまっています。
しかし、日本のお友達マスコミや人権尊重を訴える先生方は、この100万人を超えると言われる大虐殺に関しては目をつぶっています。
不思議です。
★日本本土大空襲
アメリカ軍による日本人虐殺に関しては、広島・長崎・沖縄に関してはよく話題にされますが、本土での無差別殺人に関しては、それらに比べるとほとんど話題になりません。
しかしながら、本土空襲では上記より1ケタ多い、約100万人の犠牲者、約1000万人の被災者が出ています。
主な都市だけでも写真で見てみましょう。
これだけのことがあっても、恨み1000年とかは言いません。
建設的ではないからです。
平和のためには、そんなことを言っていたらマイナスになるからです。