今日の夕方、急遽、実家の地神様である御勢大霊石神社に帰国前のご挨拶に行ってきました。
前回の記事で、「地神様かどうかわからないけど、私の『心の地神様』になっている」と書きましたが、長男の七五三の前に神社庁に問い合わせてみたら、本当に地神様だったようです。
本殿で手を合わせていたら、この2ヶ月半のことを色々と思い出しました。
思えば、私が初めて神社の現場でお仕事をさせていただいたのはここでした。
1年ほど前に呼ばれ、2ヶ月前にようやくお仕事をさせていただくことができました。
ずっと波動が悪い感じがして気になっていた摂社の粟島神社は、女性のための神様だと、息子の七五三の時に神主様の奥様に教えていただきました。
婦人科系の病気などに御利益があるそうです。
今日は初めてすんなり、スッキリとお詣りさせていただくことができました。
考えてみれば、ここで感じていた心地悪さは、私の中にある「女性性の愛の不足」を粟島様が月読みのやり方で気づかせていてくれたのかもしれません。
ここでは先日、遠隔で金龍様とのお仕事の仕方を練習させていただきました。
その金龍様との初仕事は、水天宮。
また今回の日本滞在中には、私の中の女性性の愛について考え、大きな気づきをいただきました。
これからどのようにそれを大きく育て、拡散していこうか、そのチャレンジにワクワクしているところです。
私は、昔から子供が好きでしたので、母性はある方だと思っていました。
でもそんな狭義の母性ではなく、広い意味での母性、つまりガイアの愛、そして宇宙の愛がまだまだ小さく、これを学ぶことが必要だと感じました。
大いなる宇宙の愛。
それは、陰と陽のバランスが完全な愛。
私はこれまでどちらかというと陽のエネルギーで夫に接してきたのだと思います。
自分に対してもそうです。
陰の愛が不足した結果、バランスが偏り、夫が魂の声を上手く聞けなくなって知らず知らずのうちに自身を追い込んでいるのを、うすうす気がつきながらうまくサポートできてこなかったのではないかな、そう感じたのです。
世界も同じです。
陰の愛、つまり女性性ならではの愛、これがまだまだ不足しているような気がします。
いや、不足ではなく、抑えこまれて忘れてきたのです。
その陰の生命を育むエネルギーを表にだし、拡大した陽のエネルギーとバランスがとれるまで広げ、やがて統合していく。
簡単なことではないです。
なかなか思うようにはいかないかもしれません。
でも私の新たな挑戦と可能性に気がついた今、新しい冒険への扉を開いたかのようにワクワクしています。
心地よく賑やかな夕暮れの鳥のさえずりに耳を傾けながら、いつものように左回りに境内をぐるりと周りました。
最後に大霊石の所まで戻ってきてお別れをしていると、強く、すべてを祓ってくださるかのような風が舞ってきました。
じっとその風を受けていると、なんとなく神様方の愛を感じて去り難く、柄にもなく涙が滲んでしまいました。
今回の帰省は、特になにをしたわけでも、沢山遊んだわけでもないのに、とても幸せな気持ちでした。
当たり前のようにあるものがある幸せを、ゆっくり噛み締めたような後味が残りました。
明後日帰るなんて何だか淋しいけど、また向こうで頑張りたいと思います。