グース用リアキャリパー OH その2 | BlackWolf125のブログ

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日本製 最速 125cc SUZUKI RG125Γ(NF13A)のネイキッドバージョンの WOLF125の話題を主に扱っています。ネタがなくなったらもうひとつの趣味の音楽 CD蒐集に関する話題を取りあげたいと思います。

シールなどの部品が到着したので早速組み立てです。

 ←注文した部品、予備も注文してます。
 ←注文した部品(シール類)
 ←注文した部品(ピン用クリップ)

新品のシールを組み付け後、シールとシールの間、ワイパーシールの溝にシリコングリスを塗りこみます。
これで動きが良くなりワイパーシールの乗り上げの確率も下がるはずです。
このキャリパーはピストンおよびワイパーシールへのグリス塗布をこまめにする必要がありそうですね。
  

スプリングを外したときに向きを控えるのを忘れたので向きを両方試してみました。
結果は以下のとおりでこの方向だとパッドがディスク方向とは逆方向に引っ張られるのでパッドとディスクが離れようとしますが、この逆に組むとパッドがディスク方向に押し付けられるので常に当たった状態となりディスク、パッドの磨耗が進行するので注意が必要です。
 ←スプリングの向きはこの方向。
  ←部品はパッドを除き新品です。

外した部品です。
シールは人の一生より永く機能するように設計されているそうなので(雑誌に載っていた NISSINの技術者の談、重要保安部品ですからねー)手で触った感じではまったく劣化したようには見えません。
MC21キャリパーもシールは使い回ししていますが、定期的に中性洗剤による水洗い、ピストンへのシリコングリス塗布、ピストン揉みだしを行っていれば性能劣化はまったく感じられないです。
  
バンジョー用ナットは SUZUKI純正品を使用してます。
アルミバンジョー(スウェッジライン)だと銅ナットじゃないとフルードが漏れるんじゃないかと思ってましたが純正品でも問題ないですね。
銅の色よりこの銀のナットのほうが見た目が良いですからね。

エア抜きは結構簡単にできました。
キャリパー組み立て時にブレーキフルードを内部に塗布して泡が抜けやすいようにしています。
また、このキャリパーはエア抜きが 2箇所あるので便利です。