影響を受けた音楽 ー ギター・ワールド・インタビュー | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

本日のブログタイトル、影響を受けた音楽。これはミュージシャン相手のインタビューでは、王道の質問でしょう。ブラックバードと言えば、もちろんヘンドリックスなんですけれども、我が家のブログで取り上げるのは、もちろんこちら。

 

“Beyond Hendrix, P-Funk was the other band with all the elements; you've got rocking guitars and some badass funk right there, dude. And then you've got these lyrics that are out of this world, touching on anything from sex, politics, religion – anything.

 

(ヘンドリックス以外でと言うと、Pファンクもあらゆる要素を含むバンドだ。ロックギターの要素がそこにある、とてつもないファンクなのさ。この世のものとは思えないような歌詞。セックス、政治、宗教、ありとあらゆるものをカバーしているんだ。)

 

“For me, P-Funk had the same elements Hendrix did but in the funk realm. They stretched boundaries and opened my mind, so they were my other early influence. But I couldn't say which is truly number one or two; I can't put one above the other because those two artists shaped my life.”

 

(Pファンクはヘンドリックスと同じ要素を持つ、ただしファンク流だ。境界を広げ、僕の心を開いてくれた。そうさ、若かった頃の僕に影響を与えてくれたもう一つの音楽だ。ヘンドリックスか、Pファンクか、順位をつけることなんてできない。どちらかが上だなんて言えないよ。だって、どちらも僕の人生を形作ってくれたんだから。)

 

Article from  www.guitarworld.com

<日本語訳:Mrs. McKnight>

 

 

この順序付けと言うもの、非常に厄介なものです。皆さんもよくご経験されるかと思いますが、一番何々ってものを聞かれても、なかなかすらっとは答えられませんよね。好きなレコード、食べ物、映画、行きたい場所、やりたいことなどなど。でもこの手の質問が、インタビューでは非常に多いんです。一番好きなギター、無人島にもっていくレコード、一番印象に残っているショー、そんな時、ブラックバードの答えはただひとつ。

 

BB : “YES!!!”

 

はははは!“What”や”How”に対する答えは、もちろんイエスではありませんが、いいんですよ、これで。今回のインタビューでは、最終的にヘンドリクスとPファンクに的を絞りましたけれども、別のインタビューでは、20人位のアーティストの名前がずらりと並びました。そう、それが現実です。それすら、あれ、あの人はいいのかな、あの人飛ばしてるよの連続なんですから。その顔ぶれについては、別のブログにて、ご紹介することといたしましょう。

 

ブラックバードのイエスに込められた想い、それは”All”。自分がどれだけ多くの感動をもらい、支えられ、導かれたかを考えた時、それ以外に答えはないでしょう。

 

さて、ホリデー・シーズンがやってきたので、今年もママが作ってくれたクリスマス・リースを出します。

 

 

柊やポインセチア、松ぼっくりまであります。まだ日本にいた頃に作ってもらったから、とっても古いもの。こたつに座って、お花作りをしていたママの姿が思い出されます。

 

インタビュー記事のご紹介、もう少し続きます。どうぞお付き合いくださいね。