Japan 2017 ー 新年のご挨拶と里帰りブログ最終回 | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

ファンカティアの皆さん、新年明けましておめでとうございます。旧年中も応援ありがとうございました。

 

昨年はマイルス・エレクトリック・バンドが初来日。今年もまた、何かあっと驚くような新しいことが待っているといいな。”いいな”なんて、ちょっと他人任せっぽく聞こえてしまうけど、新年ですからね、天に自分達の希望を伝えるのは、とても大事です。そうそう、新年の抱負代わりですね。

 

新年早々、乗り継ぎ便に間に合わず、2度目のスタンバイでなんとか帰宅したブラックバード。最初の飛行機が15分遅れで到着。どこにも寄ったりしてないのに、着いたらもうゲートが閉まっていて、ブラックバードだけでなく、他にもたくさんの乗客が取り残されたとか。いつの間にかスタンバイ仲間ができて、係りの方から入手した情報をシェアし、ゲート変更に次ぐゲート変更にも取り残されず、ユーモアのある会話で盛り上がり、何とか長い1日を乗り切ることができました。オーストラリアから訪問中のギルファミリー、6時の便だと家族揃って確実に乗れるからと、ブラックバードの乗った便を辞退されましたが、引き続き良い旅行を!

 

さて、相変わらず時間軸を行ったり来たりする、フェリーニ映画ばりの我が家のブログ、12月の来日の模様、最終回です。

 

東京から大阪への移動、ギター用の箱がないので、プチプチでしっかり保護しますからと、地上職員の方。こちらが出てきた時の様子。綺麗に包まれています、感心。

 

 

相変わらず、係りの方が荷ほどきしてくれます。親切です。

 

 

伊丹空港は、ママと最後に過ごした場所です。Pファンクの面々が東京に移動する時、送りに来てくれたんですよ。

 

例のごとく、セキュリティでブラックバードの持ち込み荷物がひっかかります。スピーカーとか、チューナーとか、そういう小型機器が怪しまれるんです。それらを全部取り出し、X線検査をやり直します。毎度のことなのですが、その都度、ご機嫌斜めになるブラックバード。ママが外から心配そうに見ています。Mrs.が笑いかけると、ちょっと安心したみたいに笑い返しました。その後、無事に検査を終えたブラックバード、器材をバックパックに入れ直すと、外から見ているママに向かって、大きく手を振りました。ママがずっと心配して見てたの、知ってたんだね。安心したママ、ガラスの壁の外を、我が家と同じ方向に移動しながら、ずっと手を振ってくれます。エスカレーターに乗ると、手を振るママの姿がだんだん見えなくなっていきました。それが我が家が見た、生きているママの最後の姿でした。

 

ママの一周忌の時、Sおばちゃんが聞かせてくれた思い出話。もう結婚して家を出ていたおばちゃん、昼間、ママを訪ねたそうです。洋裁の得意なママは、自作の子供服をおばちゃんに持たせ、帰るおばちゃんの乗る列車が動き出すと、ホームの一番端まで来て、列車が見えなくなるまで手を振ってくれたと言いました。我が家が最後に会ったママと全く同じです。ママが縫った服を着たいとこのお姉ちゃんは、天使のように可愛らしく、その写真は、長い間、写真館のショーウィンドウに飾られていたと聞きました。

 

さて、話を今回の来日に戻しましょう。姉夫婦の帰宅よりずっと早く到着したので、徒歩で20分ほどのところにあるスーパーに向かいます。日本ではあちこち歩いて行くのが、ブラックバード、大好きなんですよ。駅まではバスもあるのですが、この頃はいつも歩いて行きます。

 

この日のメニューはお刺身サラダ、厚揚げと水菜の煮物と、鶏つくね鍋です。

 

 

 

 

羽田鍋の真似をして、野菜類を先に鍋に並べて姉夫婦の到着を待ちます。シャンペンで乾杯です。

 

 

我が家だけの時、すき焼き鍋が見つからず、すき焼き風になっちゃった鶏すき焼きと琉球マグロとかいうやつ。

 

 

 

Cおばちゃんが、手作りの干し柿を持たせてくれました。半生で美味しい。

 

 

 

Mrs.、知らなかったのですが、実は姉夫婦がいただき物のたらば蟹を冷凍して、我が家のために置いておいてくれたんです。と言うことで、今回、姉夫婦に振る舞った晩御飯は二回だったのですが、どちらもお鍋になってしまいました。

 

 

バター焼きも考えたのですが、野菜を残しても捨てるだけなので、やっぱり、お鍋かなと。この日は、湯浅から持ち帰ったイカゲソの生姜煮、鶏ひき肉のレタス巻き、鯵とアボカドのマリネ、大根サラダを用意しました。姉が他にも色々買ってきてくれて、テーブルに乗りきらないくらいゴージャスな晩御飯になりました。

 

湯浅から戻った日は、姉夫婦が高槻にある宇久というお店に連れて行ってくれました。テーブル、一杯だったようなのですが、やりくりして下さったみたいで、8時からならOKとお電話がありました。イェイ!!!いざ、出陣です。

 

 

手作りの、毎日変わるメニューが素敵です。

 

 

 

姉は行ける口ですから日本酒。K兄ちゃんはプレミアムジンジャエール、我が家は桃のお酒です。

 

 

 

 

K兄ちゃんに一口試させてもらったブラックバード。とても気に入ったようで、自分でも注文していました。それにしても、ブラックバードが持つと、瓶がめちゃくちゃ、ちっちゃく見えます。ヤクルトかと思うよ。

 

 

ジンジャエールといえば、Mrs.、昔、よくシロップを手作りしてたんですよ。ソーダで割って、本物のジンジャエール。すっかり忘れていたけど、このジンジャエールを見て、また作ろうかなと思いました。マヌーカハニーでね。

 

姉が色々見繕ってオーダーしてくれます。くじら、お刺身で。

 

 

もちろん牡蠣。バター焼き、フライ、チーズ焼きと生牡蠣、全部制覇。

 

 

 

 

おでん。

 

 

写真撮り忘れて、半分食べちゃったけど、白子の天ぷら。

 

 

マグロの希少部位は、脳天、頰と顎でした。

 

 

脳天はトロかと思うくらい口の中でとろける。築地で見たマグロの頭、美味しい身が一杯隠れてるんだね。うちはいつでも食べられるからという姉夫婦の言葉をまともに取り、パクパク平らげる我が家。

 

アヒージョ。

 

 

蒸し野菜。ツナのソースが美味しくて、帰宅後、ツナ缶でそれ風を作った。

 

 

穴子天ぷら。淀さんで食べられなかったものね、嬉しい。

 

 

K兄ちゃんと言えばバッテラ、ブラックバードが記念撮影した表の看板にもあるように、まさに看板商品なのでしょう。ご飯を食べない我が家はシメサバの炙り。

 

 

 

タコの天ぷら。

 

 

締めにお汁物を出してくれます。

 

 

棚に並ぶ日本酒。

 

 

我が家がいただいたお酒は冷蔵庫の中に入ってました。

 

 

いつも、また美味しい店探しとくからなと言ってくれる姉夫婦。Mrs.が学生の頃も、姉はよくバイト先から電話くれて、美味しい店見つけたからと言って、お昼食べに連れて行ってくれた。日本最終日、空港まで送りに来てくれて、出発前にワインで乾杯です。

 

 

 

 

なんか、呑んべえブログになってしまいました。

 

姉と近い再会を約束し、ゲートに向かう我が家。いつも通り、マッサージチェアに直行のブラックバード。我が家以外に使っている人を見たことない。静かで誰もいないから、くつろげる。

 


皆さん、いつも我が家のブログにおつきあいいただき、ありがとうございます。2018年も、Keep FUNK Alive!!!!!