今週の水曜日、エリック・マクファダンから、我が家のページではおなじみThe Mintで演奏するのに、客演して欲しいとの依頼をいただきました。
エリックは一時期Pファンクのツアーに参加していた事もあるので、ご存知の方もいらっしゃるかも知れません。Fujirockはホワイトステージの頃ですね。
イベント続きかつ、来週のパリ行きを控え、どうしようかなとは思いましたが、フィッシュボーンのノーウッドがベース参加するとお聞きし、我が家も出没する事に。
フラメンコギターを思わせる独演が三曲ほど、そして次々にメンバーが登場する・・・はずが、リフを繰り返せど、繰り返せど、ドラマーもノーウッドも登場しません。
ステージ横にいたブラックバード、大笑いしながらリズムを刻み始めました。
キューが聴こえなかったんでしょうね。
やっと出て来ました、パワートリオ、突然ワイルドになるステージ。なんか、エリックらしいですね。
いや、それにしても、ブラックバードの知らない曲のオンパレード。
通常、客演を頼まれる時は、バーニーでもそうなのですが、大概はPファンクの曲をやるんです。そりゃ、本物のPファンク・アーティストが来るんですから、当たり前と言えば当たり前。
知らない曲なのに、よく、こんなに弾けるものだなと、感心してしまいました。
セット1とセット2の間で、ノーウッドと二人、自分達がまるで"Dear in the headlights”だと大笑い。
おお、ノーウッドもだったのか。彼も昼間のサウンドチェックで初めて聴いたのかも知れません。
"Dear in the headlights”とは、何となく想像出来るかと思いますが、道路に飛び出して来た鹿が近づく車のヘッドライトの中で、何が起きたかわからないで立ち止まっている様子から、いきなりどこかにかり出されて、勝手がわからない時などに活用します。
一回きりのライブって、そう言うところも面白かったりするんですけれど。