昨日はハリウッドボールに出没した我が家。
ブラックバードがMiles Electric Bandの一員として、A Celebration of Miles Davisと銘打ったコンサートで演奏した為です。
参加バンドは以下の通り。
Jimmy Cobb's "So What" Band
Miles Electric Band
Marcus Miller
MC: Herbie Hancock
ハイランド・アベニューを突き当たると見えてくるハリウッドボール。
ゲートの通過は意外にもあっさりと簡単で、ステージまで徒歩10歩のパーキングに車をつける事ができました。
中に入るとメンバーはまだ少ししか集まっていなくて、別のバンドがサウンドチェックをしていました。ここはステージが回転式になっていて、裏側で次のバンドの機材を準備できる仕組みになっています。
我が家が中に入ると、そこには二番目に演奏するMiles Electric Bandのステージがセットされていて、即、ギターやコンピューター、最近お気に入りのSoftstepのセットアップを開始するブラックバード。
皆さんにハリウッドボールの様子をお届けしようと張り切っていたMrs.に残念な知らせが入ったのはその後。
なんと、ここは、NYアポロシアターと同じくユニオン(組合)の会場ため、ステージでの写真撮影が一切禁止されているとか。それはリハーサルも含めて。Mrs.は意外にもルールを守るタイプの人間なので、それを聞いた後は一切撮影しませんでした。そのためステージ写真無しのライブブログとなります。
と言うことでご紹介できるステージ写真は、撮影禁止と聞く前のこの写真のみ。サウンドチェックの模様です。
回転ステージがくるりと回って、表に出てきたところです。
Miles Electric Bandの前にサウンドチェックをしていたのはマーカス・ミラー。
ステージ上の人たちに順番に声をかけ、気さくに談笑するマーカス、ブラックバードを見つけ嬉しそうに駆け寄って来てくれました。ハグの後、近況の話などをして、サウンドチェックに戻るブラックバード。Mrs.もそれに連れてステージの反対側に。
順番に挨拶をしながら、再度我が家のところに来たマーカス。Mrs.のカメラに興味津々。
“それ、キャノン?”
そうだよとお渡しすると、いろいろとチェックをし、Mrs.の方にカメラを向けました。
“ステージで写真撮ると罰金だよ。”
と言うと、大きく笑って、
“上等だ!”
そしてMrs.の言葉をものともせずシャッターを切って、
“おお!いい写真が撮れたぞ!”
とご満悦。
“罰金、ものすごーく高いらしいよ。”
しつこく食い下がるMrs.。
“は!は!は!いいよ、僕が払うから、請求書送ってくれ。”
側でその一部始終を聞いていたブラックバードと、彼の友人でマーカスのテックをやっているウェスの二人、おなかを抱えて大笑いしていました。
はい、こちらがそのマーカス・ミラーが写してくれたMrs.。
Photo by Marcus Miller
マーカス・ミラーのCool Catなエピソードをお届けしているうちに、結構な長さとなって来ましたので、続きは改めて。