NAMMショー、最終日。
サインをしようにも、フォトカードが好評のうちに完売してしまったブラックバード、Warwickブースの辺りで通りかかる人と話をしたりして過ごす。
そこに背の高い、長いドレッドロックを束ねた親父が通りかかり、
“ブラックバー・マックナイ!!!”
と、歌舞伎張りに大げさに叫び、右手を差し出して来た。
ブラックバードは最初ニコニコと気軽に話をしていたが、急に声のトーンが一段上がる瞬間がやって来た。
この御仁、バディ・マイルス、マイケル・ジャクソンとのセッションで有名なマーロ・ヘンダーソン氏だったのです。
彼のギターが大好きだったブラックバード、なぜか今まではご縁が無く、よもや、ご本人様からお声をかけていただけるなんて、本当に感動していました。
そこに運良く通りがかった、ブラックバードの友人、元フィッシュボーンのスペイシーTも、
“マイ・ヒーロー!!!”
と大興奮。
ブラックバード世代の黒人ギタリストにとっては、本当にヒーロー。
なんとも、素敵な笑顔ではありませんか。