この記事は2月13日に書いたものです。

*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。.

木原音瀬さんのアイス文庫「恋愛時間」を積読から崩しました。

主人公の弟編である「LOOP」を数年前にお借りして読了し、
気に入ったので自分の手元にも欲しくて
しばらく探して(絶版本のため)、
この本と「LOOP」がセットで売られてるのを発見!
迷わず即時購入したのでした。
(なのにずっと積んでたとかwww)

「LOOP」は輪廻転生ものでしたが、
「恋愛時間」は現実的なお話です。

1997年発刊のノベルズ「恋愛時間」
文庫化されたのが2002年。
表題作の初出は1996年だったそうなので、
今から20年前の作品なのですね。

でも、恋愛感情はいつの時代でも変わらないですよね。
ギャップを感じることなく楽しめました。

あとがきに、時代のズレを感じさせないように
流行りの言葉を使わないように
気を付けているとありましたので、
その効果は文庫発刊時から14年経った今も
バッチリです!

作品の時系列としては、
「LOOP」が先で「恋愛時間」が後になります。
発刊順は逆ですが、執筆順もそうなのかな?

「LOOP」のお話はふわっと覚えているので
再読しないまま「恋愛時間」を読みましたが、
読了してみるとやはり再読したくなりました(笑)

【関連記事】
LOOP

恋愛時間(文庫版) 著者:木原音瀬 イラスト:紺野キタ
アイス文庫 BL小説 2002年1月
★★★★
恋愛時間 (アイス文庫)/オークラ出版
¥669
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
突然、ずっと可愛がってきた会社の後輩の広瀬に、「好きです」と告白されて、有田はびっくり。
人のよい、おだやかで優しい男を、有田も嫌いじゃない。
しかし、男同士なのだ…。
男の自分に、女を見るように「恋している」んだと知り、そう意識してしまうと、有田は今までのように接することができない。
自分を見つめるせつなく熱い視線にとらわれて、落ちつけない有田は、とうとう広瀬を呼び出すが…。
――みんなも恋がしたくなる、優しい恋物語♡ ◆


感想は読メからコピペしたものです。

男が男に恋をする――
それが多感な少年期などではなく、
アラサーのリーマン同士でどちらもヘテロとなると、
想う方も想われる方も
戸惑い、逡巡、葛藤が渦巻くわけで。

しかも同じ部署の先輩後輩となれば尚更に。

常識を知る一般的な男性同士ならではの
もだもだを楽しませてもらった。

続く「恋人時間」では当て馬的な同期と女子が、
「兄の恋人」では家族が波風を立てているけれど、
ラストの「海岸線」で優しく着地。

穏やかな読み心地の作品だった。

長めのあとがきも嬉しい。
執筆中にキャラを演じている木原さんを想像して楽しくなった♪

(読了日2016/2/13)

≪木原音瀬作品INDEXへ

↓クリックよろしくお願いします♪壁||ョ*´ェ`) 
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説読書感想へ
にほんブログ村

LOOP (アイス文庫)/オークラ出版
¥741
Amazon.co.jp

群衆/作者不明
¥価格不明
Amazon.co.jp

COLD HEART in TOKYO (ビーボーイノベルズ)/リブレ出版
¥972
Amazon.co.jp

COLD HEART in NEWYORK (ビーボーイノベルズ)/リブレ出版
¥972
Amazon.co.jp

半月/作者不明
¥価格不明
Amazon.co.jp

美しいこと [DVD]/バードランドミュージックエンタテインメント
¥6,480
Amazon.co.jp