木下けい子さんの『月光坂の花屋敷』
1巻が「春」だったので2巻は「夏」かと思いきや、
予想を裏切り、「秋」でした。

ひとつの恋の成就というハピエンとなっていますので
これで完結なんでしょうか?

コミックスにも帯にも表記されてないし、
木下さんのカバー折り返しコメントにも
特に書かれてないですし、
あとがきもないですし……。
よくわかりません。

もし完結なのだとしたら、
ちょっと物足りなかったなぁという感想なのです。
まだ続いてると言われる方が納得できるというか。

「18歳になったら本当のことを話す」
という件があるので、
その頃のお話など冬と夏で読ませて頂けたら嬉しいナ。

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月光坂の花屋敷 春

月光坂の花屋敷 秋 著者:木下けい子
クラフトシリーズ BL漫画 2015年5月
★★★
月光坂の花屋敷秋 (H&C Comics CRAFT SERIES)/大洋図書
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◆月光坂の花屋敷に暮らすのは、子どもがいながら男に抱かれるのを好む大人の男と、その男に片想いする男。
そして、そんな男に恋している少年。
三人の想いが複雑に絡み合いながら、求める者は――…
花に囲まれた屋敷で、新しい時間が流れだす。 ◆


感想は読メからコピペしたものですが、
後半にモロなネタバレがありますので
お嫌な方は自衛お願いします。

最後まで幸哉の心情を掴みきれないまま読了。

それというのも、
幸哉、かおり、遥斗の関係性と出来事が
明確に描かれていないからかと。

かおりの話、幸哉の回想とモノローグを
1巻2巻をとっかえひっかえ拾い読みして
自分の中で筋道を立ててなんとか理解はしたものの、
それだけでは
幸哉が小鳥遊に踏み出そうとしない理由付けには弱くて。

もっと詳しく過去エピを読ませてもらえたら
幸哉のトラウマや自虐を納得できたのにと残念感が…。

結人は可愛く、しかもあっぱれだったので
彼と日下部のエピも含めて
もっとじっくり読みたかった。

ペーパーは描き下ろしの続き♪

以下ネタバレご注意

幸哉と遥斗とかおりは友人→幸哉は遥斗が好き→
遥斗はかおりと付き合う→二人に子供ができる→
遥斗に助けを求められた幸哉がかおりと結婚→遥斗が死にかける→
幸哉が遥斗に告白→遥斗自殺
という流れでいいのかな?

で、遥斗と幸哉に身体の関係は
あったのかなかったのか?←やっぱりよくわかってないw

(読了日2015/6/13)

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