水壬楓子さんの『エスコート』シリーズ3作目。
2001年小説エクリプス8月号掲載の『ミステイク』と
書き下ろしの『セルフィッシュ』が収録されてます。

再会モノで、ワンコ×女王様ですよー!
女王様受けが攻めを自分好みに育ててたり♪( *´艸`)ムプ

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エスコート  ディール

ミステイク 著者:水壬楓子 イラスト:佐々木久美子
リンクスロマンス BL小説 2004年5月
★★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
人材派遣会社『エスコート』のボディガード部門に所属する真城は、恋人だった上司の男から突然「結婚」という裏切りを受け、当てつけに清家を誘った。 しかし、ひたむきな清家の想いを利用したことが苦しく、清家の前から姿を消したのだ。 再会の夜、清家の冷たい眼差しに胸を痛める真城に、清家はむさぼるようなキスを仕掛けてきて…。 ◆

エスコートのトップガード・真城のお話。

真城がSP時代に付き合っていた男が二人出てきます。
あらすじにもあるように、上司で恋人だった男・須藤と、
その須藤との恋の結末に傷ついた真城が利用した部下・清家です。

ノンケだった清家に男の味を教えたのが真城なのです。

これまで出てきたイメージでは冷静で落ち着いてた真城が、
実は性格キツい女王様でした♪( *´艸`)

真城は5年前に手酷い振り方をした相手・清家と再会します。

清家、初登場時は真城を憎む冷徹キャラかと思ったんですが、とんでもない!
「真城さん、大好きー♪」なワフワフ大型ワンコ、しかもヘタレ!(o´ω`o)ぅふふ

清家の真城への気持ちはまっすぐだけど真城は…。

ノンケの清家を巻き込み傷つけた自責でなかなか素直になれません。
そして、須藤との恋の傷がトラウマのように真城を臆病にさせてしまい、
彼の中で、清家との未来を描けないのです。

清家が自分にまっすぐに気持ちを向けてくれればくれるほど、
失くした時のことを考えてしまって…。

ヘタレワンコ、がんばれー!なお話でした♪

そして、いつもは受の真城が主導権を握ってるHが、
終盤で初めての清家リードとなり、真城が可愛く啼かされてて美味しいのです♪

でも、やっぱり真城は女王様。
彼は清家をいじめるのが大好きなので、
そうそう主導権を譲ってはあげない様子(笑)
清家はこれからも頑張らなくてはならないでしょう(o ̄ー ̄o) ムフフ

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