木下けい子さんの『今宵おまえと』の2巻です。

同時発売の『幾千の夜』の攻めはかなりのヘタレダメ男でしたが、
こっちの攻めはヘンタイさん!

この巻では、露骨なヘンタイっぷりはさほどないけど、
じわじわと滲み出してます(笑)

ぐるぐるはしてますが、当て馬くんに煽られ、
ビシッと決意するあたり、頼もしい攻めですな。
でも、「友情」が足かせになって、すんなりとは進展しませんが。

はい。まだ完結しておりません。
このカプもジレジレさせてくれますよーw

【関連レビュ】
今宵おまえと 一章

今宵おまえと 二章 著者:木下けい子
ミリオンコミックス BLコミック 2012年1月
★★★★
今宵おまえと 二章 (ミリオンコミックス HertZシリーズ119)/木下けい子
¥650
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◆あらすじ(裏表紙)
「ずっと友達だ、おまえが俺を好きになれなくてもそれは変わらないから」 十年間片想いをしていた和久井保孝に、ようやく告白した陸郎だったが、親友としての時間が長すぎて、なかなか甘い雰囲気にはなれない。 俺が陸郎のこと好きにならなかったら終わりだろう―― 親友を失いそうで悩む保孝の気持ちなどかまわず、利k寿郎は積極的にアピールしていくのだが…… ◆

このシリーズ、表紙がスーツ男二人なので、
表紙だけで'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
リーマンモノ大好物のナギなのですー(o ̄ー ̄o) ムフフ

親友から恋人へというのは、
延長線上にあるように見えて全く別物。

双方が同じ気持ちならいいけど、
この二人はそうじゃないから「友情」が重く圧し掛かる。
ましてや、親友としての時間が長いだけに、
恋愛が成立しなければ、友情までもが壊れてしまう怖さがある。

だから、ヤスとしてはどうすればいいのかわからず、ぐるぐるしてしまうわけで。
陸郎の下心にビクつくヤスの心情はすごく理解できますー。

でも「便秘」発言には吹いた∵ゞ(´ε`●) ブハッ!!
BLでは端折られるけど、
男同士の挿入にはカンチョーが必須だから
逃げ言葉にはならないもんね(笑)
(すかとろ趣味なら別だろうけどwww)

ヤスの心を思いやり、同時に
自分の心を守るためにも引き気味だった陸郎が
葉っぱに「ぺしっ」とはたかれて決断する演出がイイ!

後輩・加藤の存在に危機感を覚え、
ヤスに真っ向からぶつかっていこうと決める陸郎です。
たしかにヤスの心情を優先すれば、
いい親友ではいられるかもだけど、
恋を掻っ攫われたバカな男になってしまいますから。

この後、陸郎がどう押していくのか、
ヤスの心の変化はどんな経緯を辿るのか、すごく楽しみ♪

加藤も気になるー!
ヤスに迫る当て馬だけど、ナギは結構好きです。

陸郎の上司・片瀬もいい感じ。
木下さん、女性キャラ描くの上手いですね。
片瀬みたいな男勝りなサバサバキャラ大好き!

ナギ、ベタっとした甘い可愛らしさ強調の女は苦手なんでwww
幾千~に出てきたてっちゃんの元カノは可愛い系ではあったけど、
ベタベタしたくどい甘さがなかったからよかった。

余談ですが、
ヤスのを○○○したあとの手のひら、陸郎が舐めるかと思ったナギ。
だって、キラキラと星が飛んでるよ?
すごいご馳走だったに違いない!←

ペーパーの陸郎、楽しかったー!
マメな攻めは健気でいいよねー( *´艸`)ムプ
前途多難だけど、頑張れ陸郎!

そしてこのシリーズは帯も面白い!
高校、大学時代のエピですが、笑えます((●≧艸≦)プププッ

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