本仁戻さんの『探偵青猫』、
新刊が出たので積読からサルベージして一気読み!
とにかく面白い!

なんで今まで積んでたんだろう。もっと早くに読めばよかった(笑)

4巻5巻まとめて記事にしてます。
4巻では、青猫と硝子蝙蝠の7年間のエピもあります。
5巻では、青猫パパと早乙女伯爵のコイバナもあり。

キャラたちのセリフのやりとりがとてもセンスがよくて、
コミカルな描写が散りばめられていても
芯にあるストーリーが揺らぐことなく、
キャラの心情が読み手にしっかりと伝わってくる。
本仁さんスゴイです。

感想は読メからコピペに少々加筆。

これまでのレビュはこちら

探偵青猫1~3

探偵青猫4 著者:本仁戻
花音コミックス BLコミック 2004年3月
★★★★★
探偵青猫 4 (花音コミックス)/本仁 戻
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◆あらすじ(裏表紙)
怪盗硝子蝙蝠の予告上が「青薔薇会」へ届けられた。悪癖を持つ上流階級が集うその夜会に、絶世の美女をエスコートして乗り込んだ青猫の秘策は…? 当代随一の名女形が語る事件の真相とは。鶯と青猫、火花を散らす恋の主導権争いの勝者は? そして、ついに明かされる神隠しにあった空白の7年間の謎…。

蜂王子がかっこいい王子に…?
オチに笑った!

猫さんと鶯の丁々発止のやりとりに笑かされながらも
鶯の懐の深い愛情にキュンとして。
座ってる鶯の脚の間に座る青猫のコマがすごく好き!
そして鶯がえろくて素敵だーハァハァしちゃう。

青猫の空白の7年間の過去編もよかった。
子猫さんの夢のエピでは涙が。
天国の家族たちもいいキャラです。
蝙蝠さんも素敵オヤジですねー好きだ~♪

それにしても猫さん、子供の頃から天然たらしだったとは。
一体何人を虜にしてるんだか…罪な男だこと♪
巻末の4コマも大好きー!

探偵青猫5 著者:本仁戻
花音コミックス BLコミック 2006年11月
★★★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
今は昔、若き男爵に恋をした伯爵家の御曹司がいた。その溢れる熱情を一編の詩に託し、憧れの男爵に伝えようとしていた矢先、17歳の御曹司は男爵の婚約を知らされた。失意の御曹司に20歳の男爵は「紳士に必要なのは二人の人間、その内の一人、守るべき女性は手に入れた。けれど、もう一人の席は空いてるよ、早乙女くん」と告げるのだった―――。探偵青猫の父・恵太郎男爵と社交界の実力者・早乙女伯爵の恋物語、他。放蕩児・鶯と早乙女伯爵の今昔物語、早乙女伯爵を狙う陰謀を解き明かす蜂王子刑事の活躍など、シリーズ第5弾。 ◆

鶯と早乙女伯爵のエピ。
若鶯、18とは思えない色気に彼のそれまでが伝わってくるような…。

早乙女伯爵と猫パパの過去編も良かった!
10年越しのピュアな恋に胸がキュンときた。
見目麗しい二人の紳士が触れ合うコマが美しくて眼福。
身の危険を感じてるパパとそれを察知してる早乙女の
「先に死んだら」のやりとりが切ない。

そして3歳猫さんの可愛さがハンパない!
3歳にして猫さんは猫さんだった!

そして蜂王子、ダイジョブか?(笑)

それにしてもお貴族様って結構奔放だったのね?
今よりうんとリベラルな気がする。
これは探偵青猫の世界の中だけなのかもしれないけど(笑)


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