新刊が出たので積読から引っ張り出しました。
いえ、10年積んでたわけじゃありません。
新刊情報を入手した去年、
慌てて5巻まで買い漁ったのですがそのまま積んでただけで。

時代物っぽい設定で、探偵・青猫と助手の虎人少年が
怪盗と勝負したりしながら事件を解決していく…みたいな話。
巻が進むと青猫と虎人少年の出会いや、
青猫の背景などの過去編が出てきます。

美形な青猫は我が儘でマイペースで、
微妙にヘンタイも入ってます。
そんな青猫にシニカルにツッコミを入れるのが虎人くん。
彼がいるから青猫があるって気がしないでもない。

とにかく出てくるキャラクターがみな魅力的で、
お話もしっかりと軸があって深いので読み応えがあります。
特に鶯と早乙女伯爵がお気に入り~♪

第一譚の初出が1998年ということでJUNEの香りも…。

1巻から3巻までまとめてレビュ。
感想はほとんど読メのコピペなのでナナメ読みで飛ばしてもらってもwww

探偵青猫1 著者:本仁戻
花音コミックス BLコミック 1999年9月
★★★★
探偵青猫 1 (花音コミックス)/本仁 戻
¥590
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◆あらすじ(裏表紙)
菖蒲嬢の18歳の誕生日に幻のルビー「マリアの涙」を頂戴しにあがる―――。怪盗硝子蝙蝠(ガラスコウモリ)の予告状に鯉登子爵家は大騒ぎ。処◇女が触れるとダイヤのように透明に輝くという「マリアの涙」を、探偵青猫(アオネコ)は怪盗の魔手から守りぬけるのか!?青年刑事・蜂王子(ハチオウジ)に恋心を抱く我が儘で美しい探偵とその探偵を愛してやまぬ怪盗との知力を尽くした対決は、今、始まったばかり―――!! ◆

青猫の超マイペースなキャラクターも楽しいですが、
それに鋭いツッコミを挿れる虎人くんの存在もいい。
蜂王子や硝子蝙蝠も面白いキャラですし!
美しい絵でコミカルな展開が楽しい前半と、
切なくピュアで物悲しい後半のストーリー、どちらもすごく味があって良かった。
ちなみに那義は青いパンツの話もお気に入り( ´艸`)

探偵青猫2 著者:本仁戻
2001年1月 ★★★★
探偵青猫 2 (花音コミックス)/本仁 戻
¥590
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◆あらすじ(裏表紙)
世界一我が儘な探偵・青猫と世界一優秀な助手・虎人(トラト)少年の運命的出会い!! そして、怪盗硝子蝙蝠との秘密の過去が、20ページの描き下ろしを加えた若き青猫の活躍とともに、またひとつ明かされる!? ◆

冒頭のお話で青猫と洵を見る虎人くんの心に引き込まれ
青猫の「家族」の叫びに胸を掴まれ
…オチで笑ったw
でもほのぼの感のある結びがいい。
中盤のお話で青猫と硝子蝙蝠のエピがすごく気になりつつ
ラストは猫さんと虎人くんの出会いの話でぐいぐいとこの1冊にのめりこみました。
特に出会い編が切なくて好きです。
贋作の真相が複雑なので老朽化した那義の脳みそでは
処理が追いつかず何度もページを戻りましたが(笑)
猫さんも虎人くんもお気に入りですが鶯も気になる!

探偵青猫3 著者:本仁戻
2003年6月 ★★★★
探偵青猫 3 (花音コミックス)/本仁 戻
¥590
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◆あらすじ(裏表紙)
十歳の時神隠しにあった青猫恭二郎が戻ってきた。行方不明の間に家族を失った十七歳の少年は、謎に包まれた過去と探偵の才能、そして、叔父に奪われた男爵家を取り戻す夢をもっていた…。若き青猫と早乙女伯爵、色◇事師・鶯…三人の恋物語&青年・虎人と青猫男爵の情◇事を暴く、待望のシリーズ第3弾!! ◆

17歳虎人くんにハスハスしちゃったのに、
えっ?夢?えっ?現実?どっちーーー?と悶えた(笑)
猫さんの過去編は鶯にも早乙女伯爵にも
若かりし猫さんにもはまり込んで読んじゃいました。
猫さんの「抱っこして」には鷲掴みにされてしまった。
早乙女とも鶯とも絡みは色気ダダモレで猫さん魔性…。
もう猫さんぺろぺろな那義です(笑)
心情描写が難解なのでどこまで理解出来てるのか自信ないですが
すごく深いお話で読み応えがありました。このお話大好きです!

巻末のチョウチンアンコウに噴いた!


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