新田祐克さんの非BL作品「オトダマ」の最新刊です。
そう。非BL。
メインの二人からはほのかにBL臭が漂いますが、
これは単に那義の脳みそが腐ってるから

そんな匂いを嗅ぎ取ってると錯覚してるだけかも?


でも。
だって。
どう見ても。
ワンコ×ツンデレだろう、この二人。。。

しかも、日常生活能力なしの受けを
攻めがお世話焼きしてる的な様子もあるし。
那義のツボを押さえてますよ?( ´艸`)

でも、BLではありません。残念!


これまでのレビュはこちら

オトダマ 音霊1、2


オトダマ 音霊3 著者:新田祐克
ウィングスコミックス 非BLコミック 2010年12月
★★★★

オトダマ ―音霊― (3) (ウィングス・コミックス・デラックス)/新田 祐克
¥861
Amazon.co.jp


◆あらすじ(コミックス裏表紙)
この世の音もあの世の音も聴き取ってしまう耳の持ち主・音無要。いつもは相棒のヒデこと永妻恭秀が持ち込む事件に巻き込まれていた要だが、今回の事件は、要が関わった新人アーティストグループのデビュー曲に異音が入るというものだった。 しかも、メンバーの自宅でも霊現象が起きているという―――!! 要とヒデが探る事件が奏でる真相とは―――…!?
新田祐克がおくる、美しきオトコたちの本格ホラーミステリー第三弾!! ◆


そうなんですよね、このシリーズ、ホラーミステリーなんです。
でも、そんなに怖くないから大丈夫w
ホラー苦手な那義でも楽しめますから。
ちょっとゾゾっとする描写もあるけどwww

今回も、
音源に入る不気味な声、ラップ音、カーナビを誘導する音声…
と音にまつわる怪奇現象が起きてます。

その現象から聞こえてくるものを要が分析し、
その背景にある事件の真相を
ヒデと二人で追っていくというサスペンスタッチの展開です。


登場人物が多くて、

その誰もが疑わしく感じてしまうから
一体どんな真相が隠されているのか、
すごく気になって引き込まれましたよ。

夜中に読み始めて、
怖い描写もあるから、ど~しよ~と思いつつも、

お話の面白さに負けて最後まで読んじゃいましたw

今回のお話はミュージシャンモノなので
音楽に賭ける執念といった強い思いを感じました。

そして、真相が明かされてみれば、
冒頭のシーンがとても切なく思えます。



ミステリーなので、ネタバレ厳禁ですよね。
だから内容に関することはこの程度かな。


2巻で、要とヒデの出会いから現在に至るまでが描かれていましたが、
この巻では、この二人にまつわるエピソードはなかったです。
それがちょっと寂しかったかな。
二人の日常的なやりとりは序盤にしかなかったし。
そのあたりで一生懸命ホモ臭を拾おうと
くんかくんかしてた那義でした←


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