那義、『水曜日の悪夢』は
受けが好きじゃなかったので
あまりハマれなかったのですが、
これは面白かった!
『水曜日の悪夢』のネタバレ的展開で
SF要素がたっぷりでした!
前作のレビュはコチラ
↓
水曜日の悪夢
金曜日の凶夢 著者:夜光花 イラスト:稲荷屋房之介
ガッシュ文庫 BL小説 2010年8月
★★★★
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◆あらすじ(文庫裏表紙)
有名バイオリン奏者・紀ノ川滋の行動を監視すること。――それが良麻に科せられた使命。紀ノ川の想い人そっくりの顔になり音大に潜り込んだ良麻。紀ノ川に近づき、マネージャーの仕事も任されて、親しくなることに成功するが、良麻の心は揺れていた。何故なら彼は、ずっと憧れの人だったから。別の誰かに心を奪われるかくらいならいっそ身代わりでもいい、抱いて欲しい――。 切なくも狂おしい恋物語。 ◆
『水曜日~』に脇役で出てきた紀ノ川のお話。
『水曜日~』でもUFOを信じてたり
和成の一件を死神の仕業じゃないかと言い出したり
不思議大好き青年でしたが、
『金曜日~』ではさらに変人でしたwww
受けの良麻視点でお話が進みますが
序盤ですぐに彼が『なにか普通じゃない』というのがわかり、
その謎が何なのかが、徐々に明らかになっていきます。
彼は紀ノ川のバイオリンの音に魅せられていますが
紀ノ川と接することによって
その人間性にも惹かれていきます。
いえ、素っ気無くて辛らつなんですけどね、紀ノ川。
でも、またそんなところも魅力なのかも?
良麻の秘密が明らかになっていくほどに
避けるどころか、逆に受け入れてくれてしまうのが
紀ノ川のすごさなんだろうか。
変人ならでは、なんでしょうね~www
そんな紀ノ川に良麻は恋愛感情を深め、
どうせダメならと、実力行使に出ます。
襲い受けーーーーー( ´艸`)
タイムリープ、パラレルワールドといった
SF展開なので、ハラハラドキドキ引き込まれます!
夜光さんなので、エロもしっかりあります♪
稲荷屋さんの絵がまたエロくていい!
相乗効果で濃厚さ↑upです♪
終盤、切なさのある展開にもなりますし
最後まで楽しめました!
どうでもいいことだけど…。
神出鬼没の細野が登場するたびに
那義の脳裏には、某執事の
眼鏡スーツ死神が浮かんでましたwww
もうひとつ、どうでもいいこと…。
『水曜日の~』は読み終わったら
そのまま『嫁出し袋』に放り込んでましたが、
『金曜日~』が面白かったので
『水曜日~』をこっそり袋からサルベージしました( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
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