榎田尤利氏のデビュー作でもあり
名作と誉れの高い
『魚住くんシリーズ』のメモリアルブックです。
友達に借りて読みました。
魚住くんシリーズは数多の榎田作品の中で
那義もダントツにお気に入りトップの作品。
絶版であるクリスタル文庫版を
2度読んで2度とも泣き、
再販されたシャイノベルズ版
『夏の塩』『夏の子供』を読んでまた泣いたというｗｗｗ
その魚住くんシリーズのこれまた絶版の完結記念本です。
魚住くんシリーズのレビュはコチラ
↓
魚住くんシリーズ（絶版分から、あらすじ）
夏の塩＆夏の子供
I'm home～魚住くんシリーズ・メモリアル～
著者：榎田尤利 イラスト：茶屋町勝呂
光風社 ＢＬ小説ファンブック 2003年1月
★★★★★
- I’m home―魚住くんシリーズ・メモリアル/榎田 尤利
- ￥998
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密林に画像がなかったのでコチラ
↓
いろいろと盛りだくさんな内容です。
・茶屋町さんのカラー漫画とカラーイラスト
絵柄は今と違いますが、色使いがとても優しく美しい！
・メールのやりとり
アメリカに渡った魚住くんと
脇キャラたちがやりとりするメールが読めます。
それぞれのキャラの個性が出てて面白いです。
久留米のメールはビジネスメールのように素っ気無いｗｗｗ
その素っ気無さを久留米自身が気にして
魚住に対してなんとかフォローしようとしてるのも笑えます。
最後の魚住からマリちゃんへのメールがとても良かった♪
・茶屋町さんのモノクロ漫画
アメリカと日本に離れてる魚住と久留米が迎えるお正月。
時差の関係があるので、
久留米がアメリカ時間に合わせて入れた電話を介して
二人で新年を祝ってます。
・登場人物相関図
図として改めて見ると、
魚住はみんなから愛されてるなぁと実感。
・登場人物紹介
＜著者による紹介と思い出＞が
なかなかに面白い！
久留米が公式サイトの人気キャラ投票で1位だったとは驚き！
魚住が1位かと思いましたｗ
・ストーリーダイジェスト
魚住くんシリーズのストーリーの流れが
雑誌掲載時の茶屋町さんのイラストを添えて綴られてます。
茶屋町さんのイラストがすばらしいっ！
モノクロイラストなのです。
トーンはほとんど使われておらず、
何十枚という中で3～4枚に使ってあった程度。
それもすごくシンプルで目立たないトーン。
ホワイトとベタだけでここまで表現できるのかと感嘆しました。
ポーズ、構図、アングル、演出…どれもが秀逸です。
このイラストが1冊の本で見れるって嬉しいです！
・年表
魚住の年月の流れの中で脇キャラがどう関わっていたかがわかります。
［久留米、前屈みで会社に行く］に吹いた！
あの日かな？魚住の歯磨き粉事件。
あの時の本気のキスで久留米の子息がデカくなったようなｗｗｗ
ところどころに入ってる榎田さんのコメントが楽しい！
・魚久基礎用語
面白いのがいっぱい！
特に久留米関係がっｗｗｗ
『久留米のご子息』…久留米のち○こですなｗ
［標準以上、らしい。］
『久留米の体臭』
［魚住が嗅ぐのが好きなもの。
嗅がれると久留米の理性が危うくなる。］
これ以外にもまだまだたくさんのコンテンツが！
サイトで募集したファンからの人生相談に
登場人物たちが答えてたり、
ファンから榎田さんへの101の質問に
榎田さんが答えてたり、
作中に出てくるお料理のレシピ…などなど。
深層キャラクター診断なるものもあって
那義もやってみました。
YES/NOで答えて、自分がどのキャラクターに近いかわかります。
A：魚住、B：久留米、C：マリ、D：サリームの4人。
那義は…Aが４つ、Bが７つ、Cが２つ、Dが１つ
ということで、久留米でしたｗｗｗ
そうか、私は久留米タイプなのか。
久留米って結構オレ様だよね～ｗｗｗ
久留米大好きだからいいけども。
それから高橋悠さん、宮本佳野さん、山田ユギさんから
魚住くんシリーズへのイラストとメッセージが載ってます。
魚住くんシリーズに対する愛のあふれたメッセージでした。
３人とも、このシリーズが大好きなのがすごく伝わってきます！
とっても満足のいく内容でした。
魚住くんシリーズファンとして
自分の手元にも欲しいと思いました。
内容は、こうして読めたので
焦らず地道に探して出会いを待つことにします。
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