ITビジネス、マーケティングで飛躍 -3ページ目

クリックさせるための技

インターネット初期から、活躍しているDragon.jpの記事に
ほぼ知っていることでしたが、記事をそのまま解説した方が
分かりやすいかと思い、引用します。

「パターン別 気になる見出し考察」の中にあった、
クリック数を左右する要素について。


高クリック率見出しの共通点として、以下を上げている。

 1.未完結
 2.マイナスワード
 3.キラーワード
 4.その他



1.については、TVの次回予告が一番分かりやすいでしょう。
つい、中途半端になると、人は続きが知りたくなるという心理状態になり、
クリック、もしくはTVをCM後も見続けてしまうという状態になります。


2.マイナスワードは、ネガティブキャッチコピーとでもいうようなものですね。
人はプラスワードより、マイナス、損をしたくない意識が強いようです。
さらに日本人は他の外国より国民性がマイナス側に振られているようなので、
ネガティブキャッチに弱い気がしています。


3.キラーワード
ちょっと難しいですが、記事では、Google、blogがキラーワードに
なっているとなっています。

拡大解釈では、ブームにのっとった言葉かと。
それだと実感します。
というのは、数日前に「ライブドアのゆくえ」と引用記事を書きましたが、
トラフィックは一気に2倍以上に跳ね上がりました。
さすがにタイムリーな話題は違うな、と実感しましたね。

今、もし単純にクリックを稼ぐなら「ライブドア」は有効です。


4.その他
本当は一番難しい話題。セオリー通りにいかないからですね。
よくヒット商品の秘密など、色々分析されますが、結局後付けの理論ばかり。
本当の理由は分かりません。

最近では、「世界の中心で愛を叫ぶ」が純愛ブームなどにのったか、作ったかで
ヒットしましたが、単純に純愛なら昔から継続してあったこと。
正直、理由としては弱いなって感じていました。
火がついた本当のところは分かりません。
これが狙ってできるなら、超一流のマーケッター、経営者ですね。

土日で、一番検索がされる時間帯

以前、平日の検索エンジンのピーク日を取り上げましたが、
netshinriさんのところで、土日の結果が掲載されていました。


結果は、土日は平日と違うそうです。

土曜日は一日中低調。
17時、深夜に上がるそうです。

日曜日は深夜につれて22~24時でダントツで跳ね上がるとのこと。



断言はできませんが、
一般的な若者の行動、家にいる時間帯のような結果が出ている、
と感じました。



<土曜日の推測>
週休二日が実現している今の人は、いっぱい遊ぶのは土曜日。
土曜日は夜遅くまで遊ぶ。(外内関係なく)
夜更かしができるから、深夜のトラフィックが上がるのでしょう。

夕方はよく分かりません。
確かに遊びに行く前のネット、が近い気がします。

男の若者は、土曜日は夜に遊ぶ、食事するパターンが高い気がするので、
夕方は自宅にいる可能性が思いのほか高い可能性もあります。
実際、ネットは男性ユーザーが多いですから、当てはまる要素はあります。




<日曜日の推測>
日曜日は、月曜日に備えて早めに家に帰宅し、自分の時間を持つ。
自分の時間と言っても、そこまですることはないでしょうから
ネットでしょう。



なぜか日曜日はみんな早く帰って月曜日に備えようとするんですよね。
日曜日のサザエさんが始まるとブルーになるって話はよく聞くところです。
私なんかは、平日と何が違うんだろうって思っていますが。

あと、日曜日の夜はテレビも早く終了しますし、
そういう雰囲気を社会全体が、かもし出している気がします。



ともあれ、私の推測からすれば、
ネットを使っている人も、やっぱり人なんだなって思います。

ターゲットとする人の行動パターンを洗い出し、
そこに対してのアプローチをかける、ことが重要な気がしますね。


とまあ、ステレオタイプの解説ですが、
本当にすごいのは、本当に分析をきっちり行い、
実践する人ですね。

ここまでの表面的な分析を吹き飛ばす事実が隠れていることでしょう。

1番ほしい家電は「液晶テレビ」の結果

何気なく読んで目に留まったのが、これ。
BCN総研調査、一番欲しい電化製品は「液晶テレビ」、購入予定は「DVDレコーダー」



調査結果なので、そのままだが、
一番ほしい家電は、
1.液晶テレビ
2.DVDレコーダー
3.ノートPC
4.プラズマテレビ
5.デジタル一眼レフカメラ

購入予定のある家電は、
1.DVDレコーダー
2.液晶テレビ
3.デスクトップPC
4.ノートPC
5.洗濯機


やはり、欲しいと思うのと、実際買うものの差は何か、

値段だ。



実際、ここの調査結果でも1位になっている理由ですが、
「欲しいものがあるが、値段が高いから」


この結果が出るまでもなく、
欲しいものは、軒並み値段が割高なものばかり。

テレビ、ビデオ、デスクトップPC、カメラ
値段の低いもので代用できるものばかり。


それでも付加価値のあるものを欲しいと思い、買う人はいる。


いかに高付加価値をつけるか、(他との差別化)
値段を高くするか、(敷居を高くする)
需要を満たさせないか、(満たすと価格も人気も下落する)


というのは、これからのマーケティングには必須の考えだろう。


といっても、ブームともなるべきブレイクを起こさせるには、
価格破壊がインパクトが強いですがね。


それができるのは、ソフトバンクのような資本などのある
会社だけでしょうね。

ライブドアのゆくえ

皆気になるライブドアのゆくえですが、
色々情報を得てきましたが、この辺りが結論として面白いと
思うので、紹介します。


R30::マーケティング社会時評でも鋭い指摘です。


isologue -by 磯崎哲也事務所も読まれています。


さらにここで紹介されているこちらの中継基地の方のブログの
さようなら・ライブドア
さようなら・ライブドア2は、興味深い分析がされています。

最悪パターンなどのパターン別にあるので、
今後が読みやすく理解が深まりましたね。ありがとうございます。

結果として、ライブドアの会社は終わった、という意見ですね。
ホリエモンは終わらないかも知れませんが・・・。

正直、彼の経営能力はあると思います。
日本にはなじまないほどのコスト意識もいいと思います。
最近の戦略は私自身も疑問に思っていましたが。。。


これらの情報を鵜呑みは危険なので、ご自分の判断にお任せします。

株が中心範囲ではないのが、こういった分析能力も備えておかないと
いけないですね。
分析できる能力がないので、今回は紹介まで。

検索エンジンのピーク時間

netshinriさんのブログで、
検索エンジンのピーク時間が分かったとのことで紹介されています。

検索エンジンのピーク
1.12:00~13:00
2.17:00~18:00


ここからもうちょい深読みすると、
現在のインターネット層は特にビジネスユーザーに
利用されているということもわかります。
おそらく、検索エンジンの内容は仕事以外の内容でしょう。

この時間帯は休憩の時間ですから、
趣味性の高いリラックスできるようなものを求めている人が多いでしょう。

(仕事のニュースもこの時間に読む可能性が高いので、
仕事以外の趣味性の強いものかどうかはいいきれない?)


ビジネス、リラックスの層に何らかのアプローチするなら、
この時間帯を狙うようにする。

この時間帯直前~最中にブログを更新

ってところでしょうか。


この時間に購買アプローチするつもりなら、

夜に更新があることを予告するなどで、ブックマーク、
再アクセスさせるようにもっていく、

QRコードで携帯から好きなときにアプローチできるようにしておく、

とかがありそうですね。



しかし前から思っていますが、
インターネットの世界って予告をうまく使うのが
下手な気がするのは私だけでしょうか?

TVが、「次週、あの大物芸能人が・・・」とかで、うまく使うのに、
次もこの時間には訪問したいって思わせる予告がいまいちされていないですね。

すぐ更新かかりますよ、次も有益な情報が入りますよってアプローチは
確かにTVよりも優れていますが、もうちょっと貪欲にリピート確保も必要ですね。

リピートしたときに更新が掛かっていないことによる
小さな裏切りが HPのリピートをなくすのでしょう。
※この部分でRSSリーダーが優れているんですよね。



話を戻して、他には、

商品が売れる時間帯
23:00~24:00

と紹介しています。

じっくり検討には、この時間帯なのでしょう。
腰をすえて行うもの、考える時間が必要な購買層へのアプローチは、
この時間帯を狙えってことですね。
じっくり趣味に浸かるのもこの時間でしょうか。

面白い話だったので紹介していますが、もっと調査すると面白い情報が出てくるでしょうね。

インターネットでない、逆方向へ向かおう

ふと、記事を読んでいると目に留まった記事があった。
「野菜嫌い」というニッチマーケット


記事自体はそんなにたいした内容じゃないんだが、
逆方向への大切さを思い出した。


記事の作者は、野菜嫌いというニッチマーケットは確実にあって、
そこはねらい目だよ、って言っているだけなんだが、
それは、どのことにも言える。


有名なマーケッター神田昌典氏も、
「今、みんなインターネットに向かっているから、
ポストががら空き、ねらい目」と言われている。



インターネットに向かう、時代の流れだろう。
皆がみんな、そちらを目指す。


自分もそうだから、あまり説得力はないが、
逆にアナログ向けの商売に、インターネットの発想力、スピードを
加味して動けば、負けないのではないだろうか?



インターネットで接客なしで売る一方で、
接客は「いらっしゃいませ」と言わないようなマニュアル通りでない、
飲食店が流行っていたりする。



松井証券の、松井 道夫氏の本のタイトルじゃないが、
「みんなが西向きゃ俺は東」という発想は必要だ。



今ほど両極端な方向が効果的な時代はないのかもしれない。
常に、正反対の視点を保とう。
メタ認知行為を大切にしていこう、と思った。

※メタ認知行為・・・自分を第3者の視点で客観的に見る行為
 セブンイレブンの鈴木敏文氏が優れていると言われるが、
 会ったことがないので不明(笑)


今回と関連する本。どちらもハッとさせられます。



著者: 松井 道夫
タイトル: みんなが西向きゃ俺は東




著者: 勝見 明
タイトル: 鈴木敏文の「統計心理学」―「仮説」と「検証」で顧客のこころを掴む

おすすめなRSSリーダー

いまさらこの記事を書くのもどうかと思ったりしますが、
RSSリーダーは便利なので使って欲しいという意味から紹介です。


●どんなの?
前のブログで書いてます。



●ソフトのジャンル
ブラウザ追記型、メーラー型(専用ソフト)などがありますが、
メーラー型の専用ソフトをすすめます。
やっぱり色々な機能があって使いやすいからです。



●どんなソフトがあるの?
ココログ:リンク集を見てもらえば、一覧となってます。

hail2u.netさんのRSSリーダーの特集が網羅されています。


この2つ以上の紹介はできないので。。。
(手を抜いているわけではない。たぶん)


初めて使う人におすすめなのが・・・、
Headline-Reader(シェアウェア1500円)
か、
Miech(フリーソフト)

なぜ、一番にすすめるかというと、直感的に使える、
最初からある程度のサイトが登録済み、
なので、インストールした直後から使えます。
触らないと何も分からないですからね。


登録が苦にならない人は、
goo RSSリーダー(フリーソフト)
もいいと思います。gooの機能が網羅されていて使えます。
このglucoseがgooRSSリーダーの元なので、
こちらでもいいです。(ちょっと敷居が高いが)


まだ発展途上中なので、ソフトも色々変わってきますので、
現状では、です。
あとは、色々好みで試してみてください。
きっと、手放せなくなると思います。

検索エンジンは3ページ以内に

メモ代わりに記述しようと思って書いています。

インターネット検索定期リサーチ:2005年2月1日――70%以上のユーザーが検索結果を「平均3ページ以上見る」 との結果が出ました。

前から3ページまで見る傾向があるのはおさえていましたが、
数値で出ているのは大きいですね。

7割といったら、結構なものです。

それだけ、検索結果に満足しない、or HPの内容が悪い、
ってことでしょうか?

SNSはブレイクしない?

ITMediaにて、「SNSを「聞いたことがない」5割超、「利用したくない」8割弱」の記事を見た。


使っている人の41.7%が、便利、どちらかというと便利と
答えているのに対して、

今後の利用意向について、

「ぜひ利用したい」「できれば利用したい」肯定派が21.4%、
「あまり利用したくない」「ぜったい利用したくない」否定派が78.6%と

否定派が大きく上回る結果になった



否定派多数の、SNSはやっぱりだめか?

そうはいえないと思う。


なぜ?



【「経済」で考える力がつく本】の町田洋次氏から引用すれば、

”新産業のいちばん初めは、
いつもいかがわしく見えるものだ。

未来の産業を探そうと思ったら、
いかがわしい現象をさがさなくてはいけない

※いかがわしい・・・海のものとも山のものともわからないもの



うまいことを言うなって、関心したのを思い出す。


インターネットもすごいと思わせた反面、
あれは、商売にならんよ、と言わせたものだ。




使っていない人の否定派意見は、聞いてはいけない。

本当のことは、自分にしか分からない、
体験してみなければ分からないからだ。


先入観に縛られない、マスコミの意見をそのまま鵜呑みしない
生き方をしていきたいものだ。


ちなみに、SNSは前にブレイクするといいましたが、
紹介制度がネックなので、ブログみたいなブレイクはないですね。
さてはて。
今後が楽しみの一つです。


著者: 町田 洋次
タイトル: 「経済」で考える力がつく本―お金の流れを知れば仕事の急所が見えてくる

不動産業界のインターネット情報から学べること

不動産業界のインターネット情報から学べること


japan.internet.comから、ネットの不動産情報、4割以上が「満足できない」というリサーチ結果が出た。


正確には、45.8%が不満足。4割以上が何かの不満を抱えている状態だ。


不動産のリサーチ方法が、インターネットを使用が27%で1番。
これは調査がインターネットを使用していれば上がる可能性が高いので鵜呑みできないが、インターネットの普及率を考えれば納得のいく結果かもしれない。
その他の、業者の店頭、広告、雑誌に比べれば、敷居が低いのは事実なので上位なのは、間違いないだろう。

不満点の多くは、情報量、新鮮さ、間取り、画像などの情報の少なさが上がっている。これは、インターネットの特性と合致しているので予想の範囲内だ。




ここから学べること。

●ブログをはじめとするCMSツールをもっと活用する余地のある業界がいっぱいあること。

特に個人事業主、小規模会社に該当するような不動産業者。
こういう人こそ、もっともインターネットの恩恵が受けられるんだが・・・。


最近思うのは、デザインは重要、ユーザーインタフェースも重要。
でも、それより情報の方が重要かなって思う。

正直、ブログは読みにくいと思うが、「実録鬼嫁日記」のような
面白いブログだと読んでしまう。それはなぜか?


情報だ。
得たい情報があるなら苦労もいとわない。


最低限のユーザーインターフェースが確保されていれば、内容が勝るだろう。
情報量が均一化されているような業界は、ユーザーインタフェースなどが
重要になると思うけど。

ブログが増えて、検索エンジンにヒットするHPが大したことのないものが
増えた現在、ますます良いHPは重要度を増すと思う。




●情報誌などが充実している業界は、インターネット上であまり展開されていないことが多い。

ファッション雑誌なんて最たるものか。
あれだけ本は充実しているにもかかわらず、
ネット上で同じような情報量が確保されていることはない。

コンピュータ雑誌のようにインターネットと本が同時に
存在するにもかかわらず、だ。
いつまで共存できるかは不明だけど。




自分が不動産業者なら、ブログで頻繁な更新を目指したサイトを
作ることに重点をおいた戦略を取りたい。

「うちは各支店でブログで最新情報を更新しています」
などと、色々も問題あるが、アプローチとしては色々選べそうで、
面白いかもしれない。


特に、個人、小規模会社での商売では、ものすごくブログは
活用できると思う。
コレに興味を感じた方は、コメントかトラックバックで受付中。(笑)