余計なお世話と思いつつも、自分も最初は不安だったり経験不足で余計な苦労をしたので、自分自身の経験談を勝手にまとめておきます。ひとりでも多くの旅人の参考になればと思います。
質問などあればコメントください。必要に応じて随時内容を追記、変更いたします。 野宿と自炊をしながらの自転車旅指南
もくじ
1 旅の前に
2 トレーニング、事前知識
3 装備品~衣~
4 装備品~食~
5 装備品~住~
6 野宿のすすめ
7 自転車の装備
8 その他役立ったもの
9 旅の進め方
10 さいごに
1 旅の前に
1-1 身分証明書の確認
・保険証・・・けがや事故、病気などが起こった時のためにも。未成年であればコピーを携帯。
・学生証・・・職務質問を受けた時に。身分証明書。
・運転免許証・・・上に同じ。めったにないが、旅中に運転する機会がないわけでもないので。
何が起こるかわからないので、身分証の確認を。また、コピーを別の場所に保管しておくといいでしょう。私は日記(袋状のページがあるノートを使っていました。)にコピーを忍ばせておきました。
1-2 お金のこと
ゆうちょ銀行最強。
・郵便局は全国各地、都会から田舎まで必ずある。開いている時間さえ気をつければ引き出す時も手数料無料で全国で引き下ろせます。
・通帳は実家に残すこと。こうすることで最悪の場合親に送金してもらうことができる。カードがあればお金を引き下ろすことはできます。
・自動引き落としになっているもの(カードの支払い、携帯料金、家賃や光熱費、ローン、年金、保険、税金など)はゆうちょ銀行から落とされるようにしました。こうすることで旅の残金を確実に把握できます。
・1万円や5千円札をバッグの隅や見つかりにくいところに散らばせておく。こんなことはないほうがいいけど、もし貴重品バッグを盗まれたとか、リンチにあったとかしても、とりあえず帰ることができるための選択肢をを残すためです。 実行したことはないのですが、JRであればお金が足りなくても下車駅で親や友人を呼んで支払ってもらえば降りることができるらしいですね。それか1万円あればヒッチハイクでなんとか近くまで帰れると思います。
1-3 保険のこと
自転車保険に入りましょう。数千円で1年間保証してくれるものがあったはず。自転車に対する規制も厳しくなってきているし、加害者になる可能性も考えると自転車保険に入っておくことをおすすめします。念のため交通法規も見直しておきましょう。
1-4 日記
前述のように自分の日記には袋状のページがあったのでいざという時のためにいろいろ忍ばせておきました。裏表紙には自己プロフィール、血液型、実家への連絡先、そして拾った人は連絡くださいの文字。友人たちと撮った写真、恋人の写真、家族の写真など。これはさみしくなった時のため。それとざっくりと「旅の工程表」というものも作ったのでそれも忍ばせておきました。いずれも、もし事故などで死んでも、日記に気づいてくれればどういった状況でそこにいたのかを分かってもらえると思って携帯していました。
自転車についての主なデータもメモしておくといいでしょう。タイヤの径や太さ、各種サイズやなんやかんや。自分のは説明書があったので必要なページだけをコピーして貼っておいたかな。故障の時などに多少参考になるはず。 次回:2 トレーニング、事前知識