突然ですが、『ネイルの歴史』をご存知でしょうか?
当たり前になりつつあるネイルアートですが、実はとっても歴史が長いんですよ~
今日は『日本のネイルの歴史』についてお話させて頂きたいと思います
日本では平安時代に、ホウセンカとホオズキを組み合わせて爪を赤く染める爪紅(つまくれない)が行われるようになりました。
これが日本のネイルの始まりです
ジェルネイルの様にお爪の上に塗るのではなく、お爪そのものを赤く染めていたんですね
マニキュアというと赤を思い浮かべることも多いですが、その赤は爪紅(つまくれない)からきているんですよ
そして、江戸時代になると更に様々な植物が利用され、”つまくれない”ではなく爪紅(つまべに)と呼ばれるようになりました。
この爪紅(つまべに)というものは、実は口紅用として用いられたものでお爪専用ではなかったのです
ごく一部の高貴な身分の女性のお化粧品として用いられたものだったのですが、さすがいつの時代も美意識の高い女性達
お爪も綺麗にしたいと口紅の余りをお爪塗って楽しんでいたそうです
ここからネイルはお爪を染めるのではなく、「塗る」ようになったんですね
明治時代になると今度は磨爪術(まそうじゅつ)と呼ばれるものがフランスから持ち込まれ発展していきました
この磨爪術というものは、爪を磨く技術のことをいいます
この頃になると段々ネイルの基本であるネイルケアも重視されるようになってきたんですね
その後、1980年代になるとネイルエナメルなどと呼ばれるマニキュア(ポリッシュ)がアメリカから伝わり、やっと日本にネイルサロンが出来始めました
この頃はまだまだ日本では「ネイル」というものが定着しておらず、サロンへ行っても何をしてくれるのか解らない方が多かったようですね
その後徐々にスカルプチュアが伝わり日本でも流行したことはご存じの方も多いのではないでしょうか?
未だ根強くスカルプチュアファンもいるぐらい流行しましたね
そしてここ最近、「お爪に優しい」と呼ばれるジェルネイルが日本にも伝わるようになりたちまち大人気となりましたよね
そんなジェルも今は色々な種類のものが開発され進化し続けているから凄い
こうして歴史をみていくと、「ネイル」って奥が深いな~と思いますよね
次回は、世界のネイルの歴史についてお話したいと思います
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