大チャレンジレポート【バーテープ編】
さて、今回は競輪場での走行体験パート2の予定だったが、ちょっとその前にショートバージョン、自転車プチ改造レポート。
まずはこの写真を見て欲しい。
これがほんの数日前までの「ピナレロ君」ことピナレロ・アングリルのハンドルまわり。
![赤と白のバーテープ](https://stat.ameba.jp/user_images/e3/37/10047330099.jpg?caw=800)
触るだけで運が良くなりそうな紅白のストライプ。そしてレイノルズ社製の120ミリのステム。
これはこれでもちろん悪くはなかったのだけど…
2008年2月6日現在のピナレロ君は実はこうなっている。
![赤と黒のバーテープに130mmステム](https://stat.ameba.jp/user_images/34/42/10047330310.jpg?caw=800)
別の角度からもう一枚。
![赤黒バーテープと長いステム](https://stat.ameba.jp/user_images/7f/2c/10047330365.jpg?caw=800)
またもや変更!まだらシリースの新しいバーテープ。今度はちょっぴりワイルドで精悍なレッド&ブラックの不規則模様。
そして、またもや延長されたステム!今度は130mm。もうこれ以上は伸ばせない!
で、今回のポイントはこのちょっとサイケな柄のことではない。
ましてや“ウルリッヒ仕様”ともいえる長~いステムのことでもない。
いや、実は…
このバーテープ、自分で巻いたのだ!
もちろん、そんなに自慢することではないことくらいわかっている。
そんな程度のことで、ブログの記事まるまる1ページを費やすのは愚かなこと…ということも薄々承知している。
だが、そうせずにはいられない!
なぜなら、これは私にとっての革命的な出来事だったからだ!
私ははっきり言って自転車の整備が得意ではない。
ましてやロードバイクの組み立てなど、全くできる気がしない!(と少なくとも今までは思ってきた…)
だが、このブログを訪れてくれる方々の中には、自分で組み立てをホイホイやってしまう人も複数人いる。
そんな話を聞いているうちに、私も何かやらにゃあなるまい…と密かに感じていたのだ。
だから思いっきり3分間、悩み抜いた末、ささやかなチャレンジをすることにしたのだ。
“ささやか”とは言っても、それは“一般的には”という注釈付きだ。
これは私にとっては清水の舞台から飛び降りた(!)に等しい大チャレンジだったのだ!
--+---+---+---+--
で、結果から言うと、写真で見てわかるように、このチャレンジはまあまあうまくいった。
“まあまあ”というのは、写真ではわからない部分に“そそう”があるからだ。
簡単に説明すると、私は右側のバーテープから巻いた。
サイクルベースあ○ひのウェブサイトを参考にしながら…。
一生懸命がんばった。
力加減が結構難しかった。
そして均等な間隔で巻いていくのはもっと難しかった。
で、できた!
実用上は問題ないレベルにはなんとか到達した……ように見えた。
だが、よーく見ると、ブラケットまわりで2カ所破綻が起きていた。
内側から見るとブラケットを留める金属がちょっと見えている!
「あ、失敗かも…」
私はちょっと憂鬱になった。
そして、もう一カ所はテープを引っ張る力が強過ぎたのか、一部テープが断列していた!!
「あ、うっ……」
その致命的ともいえる“そそう”を発見した私はうめいた…。
だが、ひとつやふたつ程度の失敗でこの仕事を投げ出すには、私は豊かな人生経験を積み過ぎていた。
私はあっという間に気を取り直す。
「左側をやろう!悩むのはそれからだ。」
そして私は左側のバーテープを巻いた。
今度は右側よりほんの少しだけスムーズだった。
心なしかテープも右側より均等だ。
そして、私は巻き上がったばかりの左側のバーテープをよ~く点検した。
「…」
「…」
「…」
私の喉からはうめき声が出なかった!
「な、なんとか大丈夫そうだゾ!」
驚くことに、明らかに右側よりクオリティが高い!
僅か5分程度で私のバーテープ巻きスキルは一気に2倍程度にアップしたように見える。TOEICに換算すると350点だったのがいきなり700点になったような感覚だ。
驚くべき進歩!
私はその真新しい左側のバーテープをしばし見やった。
「すばらしい…」
私はひとりごちた。
だが、視線をほんの少し右側にずらすと…
「あぁ…ちく…」
ちょっとした憂鬱な気持ちに引き戻される。
だが、前進あるのみ…と思い直す。
私はローラー台の上にセットされたピナレロ君にまたがると、ライディングポジションをとり、新しいバーテープの感触を確かめる。
「うん、気持ちいい!」
確かにプロフェッショナルな視点から見ると、右側のバーテープの“そそう”は決して許されるべきものではない。
それは重々承知だ。
だが私は許すことにした。
記念すべき最初のバーテープ巻き作業! そんな私の人生に新たな1ページを書き加えた貴重な貴重な右側のバーテープを剥がしてしまうなど、できるはずがないじゃないか!
これを巻き直すなんて、今やるべきことじゃない!
(実は予備のため全く同じ柄のバーテープはもう1セット用意していた。だが今日は使わないのだ!)
というわけで、しばらくこのまま乗ろうと思っている。
失敗ごときがなんのその! 私の人生、一歩前進!
--+---+---+---+--
次回こそは前回の続き!
PS.
130ミリステム、非常に具合が良いです。ポジション的に新たな発見あり!といった感じ。(これについては近日中に詳~しく記事を書く予定!
[ 前の記事へ | 次の記事へ ] [ 自転車で糖尿病を克服した!目次 ]![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hsb/07584ecc.ae95bbf1.07584ee0.3f60f5fb/)
まずはこの写真を見て欲しい。
これがほんの数日前までの「ピナレロ君」ことピナレロ・アングリルのハンドルまわり。
![赤と白のバーテープ](https://stat.ameba.jp/user_images/e3/37/10047330099.jpg?caw=800)
触るだけで運が良くなりそうな紅白のストライプ。そしてレイノルズ社製の120ミリのステム。
これはこれでもちろん悪くはなかったのだけど…
2008年2月6日現在のピナレロ君は実はこうなっている。
![赤と黒のバーテープに130mmステム](https://stat.ameba.jp/user_images/34/42/10047330310.jpg?caw=800)
別の角度からもう一枚。
![赤黒バーテープと長いステム](https://stat.ameba.jp/user_images/7f/2c/10047330365.jpg?caw=800)
またもや変更!まだらシリースの新しいバーテープ。今度はちょっぴりワイルドで精悍なレッド&ブラックの不規則模様。
そして、またもや延長されたステム!今度は130mm。もうこれ以上は伸ばせない!
で、今回のポイントはこのちょっとサイケな柄のことではない。
ましてや“ウルリッヒ仕様”ともいえる長~いステムのことでもない。
いや、実は…
このバーテープ、自分で巻いたのだ!
もちろん、そんなに自慢することではないことくらいわかっている。
そんな程度のことで、ブログの記事まるまる1ページを費やすのは愚かなこと…ということも薄々承知している。
だが、そうせずにはいられない!
なぜなら、これは私にとっての革命的な出来事だったからだ!
私ははっきり言って自転車の整備が得意ではない。
ましてやロードバイクの組み立てなど、全くできる気がしない!(と少なくとも今までは思ってきた…)
だが、このブログを訪れてくれる方々の中には、自分で組み立てをホイホイやってしまう人も複数人いる。
そんな話を聞いているうちに、私も何かやらにゃあなるまい…と密かに感じていたのだ。
だから思いっきり3分間、悩み抜いた末、ささやかなチャレンジをすることにしたのだ。
“ささやか”とは言っても、それは“一般的には”という注釈付きだ。
これは私にとっては清水の舞台から飛び降りた(!)に等しい大チャレンジだったのだ!
--+---+---+---+--
で、結果から言うと、写真で見てわかるように、このチャレンジはまあまあうまくいった。
“まあまあ”というのは、写真ではわからない部分に“そそう”があるからだ。
簡単に説明すると、私は右側のバーテープから巻いた。
サイクルベースあ○ひのウェブサイトを参考にしながら…。
一生懸命がんばった。
力加減が結構難しかった。
そして均等な間隔で巻いていくのはもっと難しかった。
で、できた!
実用上は問題ないレベルにはなんとか到達した……ように見えた。
だが、よーく見ると、ブラケットまわりで2カ所破綻が起きていた。
内側から見るとブラケットを留める金属がちょっと見えている!
「あ、失敗かも…」
私はちょっと憂鬱になった。
そして、もう一カ所はテープを引っ張る力が強過ぎたのか、一部テープが断列していた!!
「あ、うっ……」
その致命的ともいえる“そそう”を発見した私はうめいた…。
だが、ひとつやふたつ程度の失敗でこの仕事を投げ出すには、私は豊かな人生経験を積み過ぎていた。
私はあっという間に気を取り直す。
「左側をやろう!悩むのはそれからだ。」
そして私は左側のバーテープを巻いた。
今度は右側よりほんの少しだけスムーズだった。
心なしかテープも右側より均等だ。
そして、私は巻き上がったばかりの左側のバーテープをよ~く点検した。
「…」
「…」
「…」
私の喉からはうめき声が出なかった!
「な、なんとか大丈夫そうだゾ!」
驚くことに、明らかに右側よりクオリティが高い!
僅か5分程度で私のバーテープ巻きスキルは一気に2倍程度にアップしたように見える。TOEICに換算すると350点だったのがいきなり700点になったような感覚だ。
驚くべき進歩!
私はその真新しい左側のバーテープをしばし見やった。
「すばらしい…」
私はひとりごちた。
だが、視線をほんの少し右側にずらすと…
「あぁ…ちく…」
ちょっとした憂鬱な気持ちに引き戻される。
だが、前進あるのみ…と思い直す。
私はローラー台の上にセットされたピナレロ君にまたがると、ライディングポジションをとり、新しいバーテープの感触を確かめる。
「うん、気持ちいい!」
確かにプロフェッショナルな視点から見ると、右側のバーテープの“そそう”は決して許されるべきものではない。
それは重々承知だ。
だが私は許すことにした。
記念すべき最初のバーテープ巻き作業! そんな私の人生に新たな1ページを書き加えた貴重な貴重な右側のバーテープを剥がしてしまうなど、できるはずがないじゃないか!
これを巻き直すなんて、今やるべきことじゃない!
(実は予備のため全く同じ柄のバーテープはもう1セット用意していた。だが今日は使わないのだ!)
というわけで、しばらくこのまま乗ろうと思っている。
失敗ごときがなんのその! 私の人生、一歩前進!
--+---+---+---+--
次回こそは前回の続き!
PS.
130ミリステム、非常に具合が良いです。ポジション的に新たな発見あり!といった感じ。(これについては近日中に詳~しく記事を書く予定!
(人気ブログランキングに参加しています。)
[ 前の記事へ | 次の記事へ ] [ 自転車で糖尿病を克服した!目次 ]