一言インプレッション!ロードバイク試乗はまだまだ終わらない!!!
なんと荷物もたっぷり積める二人乗り仕様のリカンベント。こんな自転車だったらちょっとした小旅行も楽しそう!さすがに時速30km/h以上での巡航は無理っぽそうだが(いやできるかも、二人で力を合わせれば…)、クルマでの旅とも違う、ロードバイクでの旅とも違う楽しみが得られそう…。(これは見ただけ。試乗はしていない。)
今回、私の「サイクルモード・インターナショナル2007」での“決戦車探しの旅”はひたすら試乗しまくる(!)というかたちで行われた。前年の反省を踏まえ、余計なところで時間を浪費することなく、空いている試乗バイクがあれば時間の許す限り徹底的に乗りまくったのだ。
だから、過去3回のブログでは紹介しきれなかったバイクもまだまだある…というワケで、まずは一言インプレッション!
これはFocusのフルアルミモデル、Culebro。フォーカスは日本ではそれほど知名度のあるブランドではないが、実は“ドイツのジャイアント”と言われる人気ブランド。このモデル、実は昨年は知られざる超お買い得モデルだったのだが、今年は結構良い値段になってしまった。ちょっと残念…。(ちなみに去年のモデルではカンパニョーロ・ケンタウルを装備して、お値段は18万円台!という、まるで“コンポを買うとフレームが付いてくる!”というようなモデルだったのだが…)これは完成車で24万円くらい。
●B夫の一言インプレッション
コレ、良かった。普通に良かった。感激の涙が出るほどじゃないが、問題ない!……そんな感じ。(トヨタ車的な良さか?)
次はコレ
インターマックスの今中さんおすすめのブランドKUOTA。これのミドルクラスのバイクKHARMA(カルマ)。格好はそこそこ良い感じ。やはりフルカーボン。ブランドの選択としてはちょっと面白い感じかな、だってあまり乗った人見たことないから。完成車で25万円くらい。
●B夫の一言インプレッション
しっかりかっちりカーボン!っていう雰囲気。私がコレを買うことはおそらくないだろうが(キャラがピナレロ君とちょっとかぶるような気がするため)、きっと悪くはないチョイス。だけどちょっと“妥協した感”があるかも…。たとえばコレと比べれば…
これ、試乗はしていないけど、カタチ的に好きなので載せてみた。ちょっとピナレロ・プリンスに似てるかも…。Kuota Kredo(クオータのモデル名は全部Kではじまるのか?)。くねくねデザインがどうやら私は好きなのかも。是非これにくねくねオンダフォーク(ピナレロのやつね)を付けてみたい。
次!
これは、自転車王国ベルギー(聞くところによると一般人でも自転車に乗ると異常に速いらしい)のブランド、リドレーのフルカーボンモデルOrion(オリオンまたはオライオンかな)。Ridleyにはちょっと興味があり、コレ乗ってみたかった。このブランドはカラーリングがいつも素敵だ。このブラックバージョンがかなり格好イイ!フレームだけで20万円くらい。
●B夫の一言インプレッション
ミドルクラスカーボン的な感じではあったが、軽快感もあって良い感じだった…と思う。「と思う」と書いたのは記憶が曖昧になってしまっているから。前にも書いたように何台も何台も乗るとどれがどうだったかだんだんわからなくなる。このバイクは記憶の狭間に若干埋もれてしまった…。個人的には好きだけど。
次は注目のコレ!
超軽量が売りのScott Addict。ヘッドチューブとトップチューブのつなぎ目の斜めのラインがデザイン的な特色。プロレーシングチーム「サウニエルデュバル」も使っているバリバリのレーシングモデル。性能は間違いなく良いはず。
●B夫の一言インプレッション
なんだか堅い印象があった。スペシャライズドやキャノンデールの高級モデルにあったような、“シャキシャキしながらも実は結構やさしくて、幸せになってしまうような感じ”はなく、もっと“走れ!とばせ!足を使え!”と言われているような気がしないでもなかったか…(ワケわからんインプレッションですんません)。どういうワケかあまり印象に残らなかった…。
次!
これはちょっと面白いバイク、Scapinのロード。実はこれ、クロモリとカーボンが合体した、ハイブリッドモデル。ちょっと興味があったので乗ってみた。スタイル的にクリーンでちょっとだけ特色があり、魅力的だと思う。
●B夫の一言インプレッション
なんだかちょっと重い感じがした。(実際にはそれほど重いはずはないのだけれど)。カーボンぽいというよりはクロモリっぽい感じだろうか…。クロモリが好きでそこにちょっとだけカーボンのスパイスを効かせたい!という人には最適なチョイスか。
クロモリ続きで次!
Tommasini(イタリアのシブーイブランド)のフル・クロモリモデル。(モデル名…ゴメンわかりません!)
クロモリならではの細身のフレーム、ちょっと豪華仕様のラグ、メッキのフォーク&チェーンステイ&シートステイ、シブイんだけどなにげに気合いが入ってるっぽいグラフィックなど、クロモリ好きのハートをくすぐる演出満載か!?
●B夫の一言インプレッション
同じクロモリでもケルビムより少し硬い感じがした。アルミと比べると明らかに振動の周波数が低い感じ。でも懐かしい感じでもあるんだな、コレが。私は今はフルカーボンの方により惹かれるが、あと10年経ったらこんなバイク買ってしまうかも…
まだまだ終わらない…次はコレ
めったに乗れないFujiの最高級ロードバイク。「Toyota United」というチーム仕様のバイク。フルカーボン。整備万全だったらきっと良いバイク。たしか60万円台だったと思ったが。
●B夫の一言インプレッション
これ、ハッキリ言って整備不良だった。リアのシフトが全然暴れっぱなし。フジの担当の人が気合いが入ってなくて、サドルは右方向にナナメになってるし…。だからよくわからん。すごく軽い感じではあったけど…
さらにしつこく乗り続けた!次はコレ
GTのGTR Carbon-Expert。お値段的には30万円弱のミドルクラス・フルカーボンバイク。きっと間違いのないチョイスとなるべきGTのロード。良いんだけど、カラーリングがもう少し大人っぽくなれば…そんな感じが。
●B夫の一言インプレッション
しっかりカーボンしてる乗り心地。適度な軽快感。これしか知らなかったら最高だけど、高級モデルを知ってしまった私の場合…満足できないかも。(あぁ、贅沢になってしまったぁ…)
まだまだ終わりじゃないんだな、コレが。次!
Meridaの入門用(つまり街乗り用でもある)ロードバイク、Road Lite 901。新型ソラを試したかったのと、街乗り候補として乗ってみた。カラーリングは結構好きだな。GTよりも多少大人っぽい。もちろんフルアルミ。やっとヒトケタ9万円台。“普通の人”のための“普通の”ロードバイクなわけなのだが…(このバイクを押しているのは誰か知らない人。写真取り忘れたのであわてて撮った。)
●B夫の一言インプレッション
これ気に入った。気軽に乗れる街乗りバイクの、ある意味理想型かも。フルアルミのフレームには何のクセもない。もちろん値段が値段なのでそんなに軽くもないが、ただ一点を除いて何の不足もなし。その一点とはシマノソラ。やはりどうやっても下ハンドルポジションでシフトアップができない。(そのためには人差し指より長い親指が必要だ。地球人にはそれほどいないだろう…そんな人。あと新型シマノソラだったらティアグラの方が全然イイ。感触的にも。そう思った。)
そして最後に番外編、マウンテンバイク。
せっかくだからと思って、この高級ハードテール・マウンテンバイクにも乗ってみた。GT製。値段は確か60万円台。だからとっても高級なヤツ。次第次第に高級品指向になってしまっていた私に、さらに追い打ちをかけるように新鮮な気持ちよさを伝えてくれた!
●B夫の一言インプレッション
久々のマウンテン、良かった。楽しかった。乗り心地が超良い。フワフワ。試乗コースにある障害物コーナーにどんどん入っていける。それでもお尻にはそれほどショックは来ない。もちろんロードに比べれば走行抵抗は多いから速度は乗らないけど、ロードにはない安心感。(お金持ちになったら1台欲しいかも…)
いやぁ、キリがない…。
でもこんなところかな。とっても楽しかった。ひたすら試乗・試乗・試乗…。これでだいたい全体像が掴めたゾ!
さぁて決戦車はどうする……
これはさらにカタログを眺めながら悩むこととしよう。
(最高級モデルを単純に買えばいいのなら何の問題もないのだが、そう、アレで決まりだ。ただ現実にはいろいろと制約がある。だから悩まなければいけないのだ!あぁこれも現実!)
最後にちょっと気になったやつ。
これ、実は時期FX候補に急浮上の最新鋭戦闘機F-22、いや違った、キャノンデールのシステムシックス。
このフレーム自体は2007年モデルではトップグレード。プロレーシングチーム・リクイガスも今年はこれを結構使っていたはず。(たとえばディルーカがジロ・デ・イタリアを勝ったときも)。それが2008年モデルからはセカンドグレードに格下げになったゆえに、いきなり大幅値下げしてきた。
この写真のヤツはシステムシックス4というモデルで、お値段は339,000円。(安!~この値段を安いと感じてしまっているあなた!あなたは完全に高級ロードバイクのプライス戦略に毒されています!ご注意を!)
しかも私のお気に入りのスラム装備だ!ホイールはマビック・アクシウムレースなのでそこそこだが、かなり戦闘力の高いモデルと見た。あ、コレもいいじゃん……。
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という非常に悩ましい思いのまま、サイクルモード2007の会場を後にすることになった私だが、このイベントならではの楽しい思いをした反面、さらに大きな悩みをかかえることとなった。そう、決戦車探しの旅はまだまだ始まったばかりだったのだ。この旅の続きはまた別の機会に…。
次回は峠アタック系か走行会系かどちらかの予定!
(長い長いサイクルモード・レポートに最後までお付き合いいただきありがとうございました!!!)
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