社会と美術界の架け橋となる!異国との繋がり~モナコ編~ | アート見てある記

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株式会社麗人社のスタッフブログです。
美術展覧会の企画・運営や、美術書籍などの出版を行っております。

こんにちは

 

麗人社の吉田です

 

9月も終盤に差し掛かり、秋の様子になってきましたね。。。

 

秋と言えば

 

食欲の秋焼き芋

 

スポーツの秋ラグビー

 

芸術の秋紅葉

 

色々とありますが、ちょうど私も次男の運動会がこの連休にありました。

 

やはり年少さんだとまだまだ小さくて可愛いかったです(笑)

 

 

そして、先週末に開幕したラグビーのワールドカップラグビー

 

私も昔やっていた身として、ドキドキ、ワクワクしております。

 

日本は初戦を勝利で飾る事ができましたが

 

今後のさらなる躍進に期待をこめて応援したいと思います!

(ちなみに日本の次の試合は9/28土曜のアイルランド戦です!)

 

 

 

さて、今回も我々麗人社と繋がりの深い国を紹介したいと思っているのですが

(これまでの関連記事→スペイン編フランス編。)

 

 

今回は地中海の宝石箱”モナコ”です

 

モナコといえば皆さんどんなイメージをもたれますか??

 

お金持ちの国、カジノ、F1、モンテカルロフィルハーモニー管弦楽団などなど・・・

 

確かに裕福な国ではありますが、文化水準も高い国です。

 

コート・ダジュール地方のイタリアとの国境近くに位置する都市国家で

 

世界で2番目に小さい国。

 

ちなみに国連加盟国の中では世界最小です。

 

 

 

日本との関係は長い歴史の中で友好的ではありましたが

 

2000年代に入るまで国交は結ばれていませんでした。

 

正式に国交が結ばれたのは2006年のことです。

 

ちなみに、1998年に長野で開催された冬季オリンピックには

 

現在の大公でもあるアルベール公世子が

 

ボブスレー選手として来日し、出場しています。

 

(モナコ王宮の外観。日が暮れるとライトアップされます)

 

その中で我々麗人社は20年以上、モナコとの繋がりがあるのです。

 

1997年に行われた「カンヌ日本文化フェスティバル」に芸術部門として参加したのが

 

発端になります。

 

そこから、紆余曲折を経て2005年にアルベール2世大公世子が大公に即位し

 

2008年には、長年に渡りモナコでの日本美術の紹介などの功績より

 

代表の野口がシュヴァリエ文化功労勲章を受勲することになりました。

 

 

(モナコ大聖堂)

 

現在でも、モナコ文化庁が主催する「モナコ日本芸術祭」には

 

日本の事務局として協力を続けています。

http://www.reijinsha.com/event/monaco.html

 

(会場になっている国立大公記念館)

 

 

毎年、2月の時期に開催されているこの芸術祭は長年に渡り

 

モナコ国民にも親しまれており、毎年多くの方が足を運んでくれています。

 

 

前大公妃でもあるグレース・ケリーさんも日本好きを公言してらっしゃったのもあってか

 

新日の方が非常に多いです。

 

モナコ日本庭園もグレース公妃の希望からレーニエ3世が

 

公妃を偲んで庭園の造営に着手したという話があるぐらいです。

 

ちなみに、大阪で行われた花博(国際花と緑の博覧会)の庭園コンテスト部門で

 

名誉賞を受賞した日本人が庭師として呼ばれ設計しました。

 

 

 

 

 

どうでしょう?

 

モナコのイメージが少しは変わりましたか??

 

中々、現地に行く機会というのは他のヨーロッパの国よりも少ない方かもしれませんが

 

日本との様々なつながりや、関係性があるというの少しでも知って頂けたら幸いです。

 

そして是非、1度は訪れてみてくださればその魅力をさらに感じて頂けると思います!

 

 

 

ではまた

 

麗人社

 

吉田

 

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