セドナ旅行記2/セドナの幸福の青い鳥 | 獸木野生Official

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Blog by graphic novelist / Movie maker Maxine-Yeasty Kemonogi.
漫画家・映画監督獸木野生のオフィシャル・ブログ。著作PALM(パーム)、映画AppleEyeシリーズ。
ペット、アニマルライツ・コミュニティAID活動、旅行記他。

 

セドナから戻って一週間、未だに旅行気分が抜けない大長編漫画PALMの作者・獸木野生です。

 

 

旅行ではいつも、動物との出会いをとても楽しみにしている獸木。
セドナでもどんな動物に会えるかワクワクしていたが、着いた翌朝出会った第一号はなんと幸せを運ぶことで名高い青い鳥!

 

 

 

 

朝、ホテル近くの道をお散歩していたら、この下のサボテン写真を撮ったベンチのある木陰に突如出現!


*青い鳥写真は同日夕刻に別の場所で撮ったもの

 

 

ラッキ~

 

しかもただの青い鳥ではなく、獸木の長編漫画作品PALMで、重要なポイントで登場したマウンテン・ブルーバード
そう、あのジェームスの命を救ってくれた鳥である。

*青い鳥大群で登場中(PALM33/「蜘蛛の文様」4巻より/新書館発行)

 

 

このポスターの隅っこにもいるよ

PALMオシャルサイト:
http://www.magiccity.ne.jp/~bigcat/index2.html

 

 

 

季節ごとにアメリカ北部広域を行ったり来たりしてる鳥なので、セドナで遭遇しても不思議はないが、自分にとってかなり特別な意味のある鳥。

 

これは第1日目から幸先いいでわないか!
と先走る獸木

 

 

・セドナに出現するマウンテン・ブルーバードについてはこのサイトを見てね:
http://www.gatewaytosedona.com/sedona-arizona-information/sedona-wildlife-and-natural-history/191-mountain-bluebirds-bright-jewels-in-sedona-and-northern-arizona

 

 

 

 

ところがこの青い鳥君、今回の旅ではこのあと二回絶妙なタイミングで現れてくれ、ちょっと意外な方向にお笑いエピソードを生んでくれることに・・・

 

 

セドナ情報を求めてお読みの方はきっと読み飛ばしてくれると思うので、遠慮なくコアなPALMファン向けについでに書いとくと、実は15歳の終わりにも同じ鳥とヨセミテ公園で会い、その時は宿泊地のサンフランシスコで強烈なポルターガイストを体験。
さらに大人になってからこのポルターガイストがただのポルターガイストではなく、自分のほんとの運命が始まる時の一生に一度の大激震みたいなもので、村上春樹さんとかも同じ体験をしていると、ある方に教えていただく(真相未確認のため不明)。


ポルターガイスト体験した旅行は、PALMを14歳で書き始め15で漫画家になる活動を始めた数ヶ月後だったし、旅行から帰ったら両親が離婚したりしてて、確かにその後の振幅の激しい漫画家人生の出発点に位置している。

この辺の詳しいことはホームページの獸木プロフィールをみてね。


以下のページの1976年あたりに書いてあるよ:
http://www.magiccity.ne.jp/~bigcat/BIO/BIO02.html

 

 

 

 


まあそれはそれとして、

とっとと行ってみようセドナ第1日目!

 


まず午前中はアップタウンセドナというセドナ中心部でビジターセンターを訪れ情報収集し、セドナトローリーと言うセドナのはとバスみたいなのに乗ることに。


セドナはガイドブックとかにあまり載っていないので行ってみるまでどういうとこかイマイチ把握できないのだが、小さい街を細かく回ってどこにどういうお店があるかまで説明してくれるこのトローリーに乗ると、すぐに全体像がつかめるようになっている。

 

 

コレがセドナ中心地写真。

あんまり建物がなくて、すでに背景がダイナミックな岩山だけど、セドナでもっとも賑やかなあたりだ。

 

 

セドナトローリーは2路線あるが、獸木の乗ったのはアップタウンの他にチャペル・オブ・ザ・ホーリークロスと言う岩山に建てられた教会を訪れるコースで、獸木以外の乗客はほぼ全員アメリカ国内からいらしたお年寄りの旅行者ばかり。


一つ前のトローリーは中国人観光客の皆さんの貸切状態だったが、セドナで外国人観光客の団体を見たのはそれが最初で最後で、国内観光客の比率がかなり高い印象。

 

 

 

そしてこれがその教会。

ものすごいところに立ってるね。

 

 

 

壮大な岩山と

 

 

岩山を背景に佇んでおいでの天使様

 

 

 

内部も静穏な空気に満ちている

 

 

 

 

AIDのボランティアで写真係をやってるいつもの癖で、シャイなお年寄りのグループに「写真撮ってあげましょう」と声をかけまくっていたら、その中のおじさんの一人が「じゃあ今度は僕が君を撮ってあげよう!」と頑張って何枚も撮ってくれた写真の一つ。

本人的にはかなりこだわりのある構図らしく、岩山の輪郭が獸木のシルエットに向かって流れる効果を詳しく説明してくれた。

 

 

 

岩山にワシの頭(写真中央)があるのも教えてもらう

 

 

 

 

ご一緒させていただいた二人組。

左の美女は、「私もいつもはあなたみたく一人であちこち旅するのよ。今回は出不精の友達(右の方)を連れ出してるのー」とおっしゃっていた。

 

 

 

トローリー・ドライバーのマイク(確か)

 

 

のどかなメンバーと、おとぎの国の乗り物のようなトローリーに乗って、のんびり平和に観光を楽しんだ午前中。
セドナ旅行の全行程を象徴するかに思えたこの一時・・・

 

しかしこの後

 

午後からはとんでもない展開が待っていた!

 

 

 

 

 

 

獸木初日から遭難寸前!?

 

 

 

青い鳥も微妙に絡むスリリングかつ爆笑な遭難寸前劇は

次回に続く

 

 

たぶん・・・