今日は、遊ぶことのメリットについて、
精神科医 和田秀樹さんのご著書
『いつまでも若さを保つ生き方』からご紹介しますね。
Una Rosa per tutte le donne di flickr / pizzodisevo
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遊ぶことはメリットも持っている。
遊ぶことによって、脳の前頭葉が刺激され、
老化を遅らせることが期待できる。
また快体験が増えれば、免疫機能も高まる。
結果として心身の健康状態が保たれる。
一見遊んだほうがお金がかかるように思えるが、
遊んでお金を使ったほうが、健康状態が維持され、
若々しさが保たれ、介護や医療にお金がかからなくなって、
かえって節約につながる可能性が高いのである。
今後は「健康のために遊ぶ」「健康のために学ぶ」
「長きのために遊ぶ」という発想が大切に
なってくるのではないか。
why is the sky blue? / optick
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私の父は、若い頃から人一倍仕事をして、
人一倍よく遊ぶ人で、家にほとんどいませんでした^^
父が6年ほど前、胃ガンが初期の状態で見つかり、
胃と胆嚢の全摘手術を受けました。
やりたいことが色々あるせいか、
驚くほどの順調な回復ぶりで、
煙草とお酒を、やめざるをえなかったお陰で、
病気以前よりもずっと健康的に過ごしていて、
胃がなくても食欲も旺盛。
体重もすっかり元に戻ってしまいました。
ヒーリングでももちろんサポートしましたが、
遊びの効用もかなり強かったのでは?と感じていて、
生きる意欲の源泉にもなっているようです。
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生きる意欲は、遊びだけではなくて、
実は仕事も大きな影響力があります。
高齢者の就業率が一番高い長野県は
老人医療費が一番少なく、反対に高齢者の
就業率が低い県は、一人あたりの老人医療費が
高いというデータがあるそうです。
ホーンという人の学説で、
「知恵」と呼ばれるような機能は
年齢を重ねても、伸び続けてゆくそうですから、
遊びも仕事も「生涯現役」が最善のようですね:*.: ..