人間は、もともと備わっている機能を
使えば使うほど、喜びを覚えるそうです。
これを、ドイツの心理学者、カール・ビューラーは
「機能快」という概念で説明しています。
これには、走る、跳ぶ、歩くなどの身体機能以外にも、
人を愛する、踊る、歌う、詩や絵の表現etc…もそうで、
その機能が最大限に使われるときに、
私たちは快感を感じるそうです。
例えば、30代からトレーニングをはじめると、
80歳になっても体力を十分に保持できて、
20歳の時と変わらないくらいの
最大酸素摂取量を維持できます。
もちろん、50代からでも決して遅くありません。
My Beautiful Daughter Gave Me a Tulip / jar (away for a while)
超多忙と思われる、作家の中谷彰宏さんは、
今も高校生と変わらない運動量を確保されているそうですし、
勝間和代さんは、仕事の予定を入れる前に、
遊びの予定を先に入れてしまうそうです。
機能快を味わうためにも、
身体を動かし、映画、芝居、コンサート、ランチなどを
楽しみ、家族や友人、恋人と喜びをわかちあって、
心豊かに過ごしてゆきたいものですね!