「宝箱」【SAMSON×VELATIFRAME】 | BI・CI・CLASSICAのブログ

BI・CI・CLASSICAのブログ

BI CI CLASSICA~ イタリア語で「旧い自転車」を意味する。
旧き良きヴィンテージ・ロードの世界観をイタリア人オーナー
VELATIの思想、言葉を通して伝えていきます。

皆様。

 

明けましておめでとうございます。

 

今年もビチクラシカをよろしくお願いします。

 

ALEXです

 

さて、

 

前回のブログから、

 

いや、そのずっと前からじらし続けておりますが。

 

ついに、皆様おまちかね。

 

 

昨年末の話ですが、こーんな物がお店に届きました!

 

そうです。中身はSAMSON『原田製作所』での

 

新 ・ ヴェラーティフレームです!

 

ヴェラーティフレームは

 

大阪の中川サイクルワークスさんから始まり、

 

イタリアの工房へと移ってきました。

 

その美しさ、性能にこだわったハンドメイドフレームは

 

多くのファンに愛されてきました。

 

そのレガシーを受け継いでくれる新たなるビルダーを探し求め、

 

原田さんに出会ったのでした。

 

ヴェラーティがその原田さんの元へ足を運んで

 

会いに行ったのが昨年の秋のこと、

 

見事にヴェラーティのヴィジョンと原田さんの思いが合致し、

 

ヴェラーティフレームの製作をしていただく事に。

 

これまでのヴェラーティフレームの

 

ゆったりまったりなフレーム製作とは打って変って・・・

 

早い。

 

とにかく仕事が早い。

 

そして驚くほど丁寧な仕事。

 

毎日、何度も何度もメールにて対応頂いたり、

 

細かい仕様を相談すると

 

百聞は一見に如かずとのことか、

 

実際に製作して写真を送って下さる。

 

まさに神対応。

 

12月はあまりにも沢山の時間をヴェラーティフレームの為に割いて頂き、

 

「今年中には終わらせますから!」

 

と言いながら寝る間も惜しんで作ってくれたことでしょう。

 

誠心誠意、全身全霊を込めて作って下さることが

 

なによりも嬉しくてたまらない。

 

せめて年末年始はゆっくり過ごして下さいと頼むものの、

 

「もう少しですから」

 

とせっせと手を動かして下さり。

 

年末、店の大掃除の最中に届いたのがSAMSONの箱なのです。

 

少し遅めのクリスマスプレゼントを開けると

 

中にはメッキで宝石のように輝くフレームが

 

 

 

メッキの美しさに惚れてしまいます。

 

その作りにも注目したいです。

 

 

このフォークの曲線美。

 

原田さんのフォークへのこだわりは強く、

 

今回のフォークも期待以上に熱を込めて作って下さいました。

 

私達が見て言う事のない十分に美しいフォークを

 

原田さん自身は納得のいかないと

 

惜しむこともなく作り直す。

 

きっとお客さんが誰であっても

 

自分が一番納得のいけるものを作るのでしょう。

 

真の職人魂。

 

 

BBの後ろには楽器のような肉抜き穴。

 

そしてVマークの切り込み

 

見えにくいところこそ美しさを追究するのがイタリアン。

 

シートステーやチェーンステーも

 

エンドの部分を塞がないことで端から端まで空洞に。

 

本業の建築に通じますが、

 

日本家屋にもアイデアをもらった風通しがコンセプト。

 

イタリアンも日本らしさも兼ね備えるのはビチクラシカならでは。

 

 

この段階でここまで綺麗なフレーム。

 

塗装するのが勿体ない?このまま組んでしまおうか?

 

と思いがちですが、

 

ここは信じて塗装をしたいと思います。

 

今は塗装屋さんに預けておりまして、

 

おめかしが終わるまで今月いっぱいまで掛かるようです。

 

本当の完成までもう少しじらす事になります、ごめんなさい!

 

完成時には必ずお知らせいたしますので

 

お楽しみに!

 

CIAO!

 

リンク:

商品リスト(ギャラリー)

 

ホームページ

 

ヴェラーティフレーム

 

ジジのブログ