輝きを宿すヴィンテージ ~Godio Special~ | BI・CI・CLASSICAのブログ

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BI CI CLASSICA~ イタリア語で「旧い自転車」を意味する。
旧き良きヴィンテージ・ロードの世界観をイタリア人オーナー
VELATIの思想、言葉を通して伝えていきます。

 

こんにちは~!

 

Alexです!

 

本日もまた自転車の紹介です。

 

(GODIO special 515c‐c)

 

トップチューブが少し長めで、

 

胴体か手が長い方が乗っていたのでしょう。

 

シルバーと紺色が渋くてカッコいいです。

 

 

結構、これは新しく入った自転車?

 

って聞かれるんですが、

 

実は3,4年ほど前に手に入れました。

 

お店にも長い間ありましたよ。

 

ただ、今の色よりもかなり濁った色に汚れていたため

 

お世辞にも綺麗とは言えませんでした。

 

しかし、1,2か月ほど前に作業に取り掛かり、

 

磨きに磨いていくと、この光沢が現れました。

 

中にここまでの美しさを秘めていたのかと驚きました。

 

 

そうです、オーナーのヴェラーティはしばしば

 

自分の売りたくない自転車はこのようにレストアをかけずに店に置いておき、

 

そろそろ売ってもいい頃と思うとレストアをするのです。

 

変わった自転車屋ですよね。

 

 

Godioは以前にもブログで取り上げているので

 

これが2台目なのかな?

 

 

チネリのステム、ハンドル

 

 

パーツはすべて70年のヌーボレコード

 

 

カンパがブレーキを出してすぐ後なので、

 

値段はかなり高かった時期でした。

 

 

紺色と肉抜き加工のクランク

 

 

紺の入ったWレバー 

 

 

サドルはBROOKS 67年

 

 

ALE の鉄ボトルケージ

 

フレームのパイプはコロンバス

 

 

<C>のマークがついているヘッドはレアもの

 

 

リムはNISIです。

 

 

このフレーム、直付けがほとんどなく

 

バンドでの固定がほとんどで、

 

そこをヴェラーティが気に入っていた理由の一つのようです。

 

塗装もパーツもすべてオリジナルです。

 

ワイヤー、タイヤ、バーテープぐらいしか変えていません。

 

パーツから見ても当時のトップグレードの自転車だったとわかりますね。

 

 

最初は汚く見えた自転車ですが、

 

この自転車の宿していたポテンシャルを

 

最大限に引き出すこと、

 

出来たんじゃないかな。

 

輝かしいGODIOの紹介でした~!

 

ではまた。

 

CIAO!

 

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