la mia biblioteca

「la mia biblioteca」とはイタリア語で「私の図書館」という意味です。

文体と響きだけでつけたので、もしかしたら違うかもしれないです。

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ふゆのうた

Lily Rose Garden


の管理人さんである、響丘教蒔さんの作品です。


以前のトラステ賞(テーマは「夢」)をきっかけに

お邪魔するようになったサイトさまです。

えぇもうそれはまるでストーカーのように。。

教蒔さんの書かれる文章の流れ?雰囲気?

読んでいるときの感触が好きなんです。


そこで最近更新されていたのが、

この「ふゆのうた」というお話です。

完結されましたので、感想を書かせていただこうかと。

ほんとに僭越ですし、不快に思われたらどうしよう。。

…と思いつつ、やっぱり書いてしまいます。

どうしても叫びたいことがあるんです!!


主人公はクールビューティな大学生の女性。

冬休みの前日、急に話しかけてきた知らない女性から

ライブに誘われるところから話は始まります。

そこで出会った人たちとの交流で、

主人公はどんどん変わっていきます。


とりあえずですね、主人公の美津子さんが素敵過ぎです。

最初の一匹狼なのよ、な雰囲気の時より、

私こんな人間じゃなかったのに…、と思いながら

周りに振り回されている時や、

最後の方の振り回されても嫌気をささなくなった時の

美津子さんの方が私は好き。

なんか、人間として丸くなった気がするので。


主人公の性格を丸くしてしまった周りにいる人たちは、

一癖も二癖もあるような個性的な人たち。

みんな何かしら弱いところを持っています。

でも実際ってみんな弱いところを持っていますよね。

ない、っていう方が逆に危険な気がします。

だからか読んでいても結構共感できました。


それにしても、こんなに更新が待ち遠しいお話は久しぶりでした。

どうなるの~どうなるの~って、

続きが気になってしかたがなくて。


主人公が危険な目にあいそうなところがあるんですが、

どきどきして次回更新が本気で待ち遠しかったです。


完結されたので、これから読む方は

一気に読むことができて羨ましい。

でも早く出会えたことに全く後悔なし、です。

むしろ出会えてよかった。楽しめました。


途中どきどきするところもあって、

最後の段落なんて思わずにやついてしまう、

読んでよかったと思えるお話です。


そう、最初に叫びたいことがある、と書きました。

ここまで落ち着いて書いておいてなんですが、

叫ばせていただきます。


美津子さん好きだー!!


…美津子さんみたいになりたい。(ムリ)


最後になりましたが、教蒔さん執筆お疲れ様でした。

素敵なお話をありがとうございました。

ゆっくり充電なさって下さいね。

またそちらにお邪魔させていただきます!

天国の本屋


シリーズものの第1作目です。あと2作あるのだとか。

あとの2作も絶対に読みたいと思います。


主人公はコンビニでバイトする冴えない大学4年生。

いつものようにバイトしていると、

アロハシャツを着た変なおじいさんに

なんと天国へ連れていかれます。


そこにある本屋さんで店長代理をすることになる主人公。

本屋さんなのになぜか朗読サービスのあるそのお店で、

主人公は「店長より朗読が上手」とかで一躍有名人になります。


設定はなかなか変わっていますが、

読みやすい文体と柔らかいタッチの挿絵のおかげで

すんなりとお話に入っていけます。


そして登場人物たちがとても魅力的。

アロハシャツのおじいさんも、

緑色の瞳をしたユイも、

夜の漫才コンビたちも、

冴えない設定の主人公までも素敵です。


お話はもちろん、

言うことなしに感動しました。


この本をこれから読まれる方にお勧めなのは、

最後まで読んだ後に最初の1ページを読むこと。


最初に読んだときと読み返したときとでは、

受ける印象が変わります。

それは最後の最後で作者さんにやられたっ!と思ったほどです。


作者さんにしてやられる、でもものすごく感動する、

なんとも素敵な一作です。


スラムダンク


漫画の読書感想文書いてもいいですか…?

聞きながらももう書いちゃうんですけど。。


スクラップブックをいろいろと見てたらですね、

見つけてしまったんです。


「スラムダンクが読みたいんです…」


…ミッチー!!


↑の言葉、登場人物の台詞をもじってるんです。

タイトル見て一瞬であの場面が…。

思わず興奮してしまいました。


とても有名な漫画です。

一目惚れした女の子と仲良くなりたい、

ただそれだけでバスケ部に入部した不良少年が主人公。


主人公はもちろん、それ以外の登場人物も魅力的です。

みんなバスケにはまじめなんですが、

それ以外のときはどうしようもないくらい面白い。

何度おなかを抱えて笑ったことか。


それとは関係ないですけど、お前ら本当に高校生か!って

言いたくなるくらいの老成っぷりです。

あんな高校生かわいくない。。


何はともあれ、笑いあり涙あり、でもただのスポ根じゃない、

一冊で2度も3度もおいしい素敵なお話です。

「付き合って。」

って言われました…!!


いや~、びっくりしますよね。

急に電話かけてきて「明日ヒマ?」って聞いてくるうえ、

主語を吹っ飛ばしてそんなこと言ってくるんですから。


「俺と付き合って。」でないのは確実だったので、

「いったい何に付き合わされるんだ!?」

っていう心配しかなかったんですけど。


でもちゃんと付き合ってきましたよ。


最近いい感じになってる子への誕生日プレゼント選びに。

おぉ~い、女の私に選ばしていいのか??

と思ったので、お付き合いしたけど見てるだけ。

やっぱり自分で選んだ方がいいと思うので。

お役に立てなくてごめんよ。


それにしても、久しぶりにどきっとさせられました。

ときめきをありがと~。


…久々にときめいたので、記念にブログへ残してみたり(^_^;)

野菊の墓

珍しく近代文学、というものに手を伸ばしました。


一言でいうと、テーマは純愛です。
結局は悲しい結末を迎えるんですが、

純粋に想いあう二人が書かれています。


最後のまとめの3行がとても印象的。

悲しい結末を迎えた後を

たった3行で締めくくられるんですが、

短いからこそ逆に切ない気持ちが伝わってきました。


明治時代に書かれたお話ですが、

分かりやすいし読みやすかったです。


明治時代の純愛を垣間見てみたいなら

おすすめの一冊です。

芋掘ってきた

本日は芋掘り(さつまいも)に行ってまいりました。

最近のことを考えると大変暖かい日で、

絶好の芋掘り日和でした。


で、結論。


芋掘りは10月中に行きましょう。


なぜかって?

それは…


11月だと育ちすぎておばけ芋になっちゃってるからさ!

楽しく芋掘りのつもりがしっかり肉体労働さ!!


あんな巨大な芋、初めて見た。。


普通サイズのやつだけ、焚き火で焼き芋にして食べました。

めっちゃうまかった~。


おばけ芋、一応持って帰ってはきましたが、

はたしてあんなでっかいもの食べれるのでしょうか。


おかあさま、頑張ってお料理に使って下さい。。

つめたいよるに

20作以上も入っている短編集です。
とはいえ、ひとつのお話が10ページ前後なので、

そんなにごつい本ではないんですが。


このお話が1番好き!と挙げるのは絶対に無理、

と思うくらいにどれも素敵なお話です。


そのほとんどが愛についてのお話なんですが、

例えば飼っていた犬に対してだったり、

幽霊に対してだったり、

長年連れ添った妻に対してだったり、

別れたばかりの元妻に対してだったり。

逆に、普通の男女の恋愛ものはとても少ないです。

1つあるかな、くらいなのでは。


短編集だからすぐに読み終えるし、

薄いので持ち運びにも便利で、

何よりもおもしろい、ということで、

結構読み返し率が高いです。

よって本はぼろぼろに。。


ぼろぼろになるほど読み返してしまう、

素敵な短編のつまった一冊です。

父(ちゃん)と呼べ

※amazonでも画像を探しきれず。。


『父(ちゃん)と呼べ』

藤沢周平さんの作品です。

会社の先輩に薦められて読んだのです。

実はこれ、本屋さんで見つからなかったんですね。

で、探してもないんです、と先輩に言ったんですよ。

そしたらなんと。

先輩、図書館から借りてきてくださいました。


流石にびっくり。。

でもそこまでお薦めなのだから!

と思って期待して読みました。


このお話は時代物の短編集です。

時代物でも読みやすいですし、

何しろ短いのでさらりと読み終えました。


タイトルに「父」とありますが、

たまたま主人公が男の人だったから「父」なだけで、

むしろ「親」について書かれています。


親の気持ちっていつの時代も変わらないものなんですね。

子として、もっと親を大切にしないとな、と思いました。


親の気持ちを少し垣間見てみたいときは

読む価値ありの作品です。

P.S.

この作者さんの作品、

勝手に堅苦しいイメージを持ってたんですが、全然そんなこともなく。

ごめんなさい、先輩。渋好みなのね、と思ってました。

何やってたんでしょう。

特に予定がつまっていたわけではないんですが。。


先週一週間の記憶、ほとんどありません(爆)


私、ほんとに何やってたんでしょうか。

こまごまと、いろんなことをしてたような気はする。

んが、覚えてないんですね~。

まぁ、覚える必要のない程度のことなんでしょ、

と結論付けておこうかと。


本を一作、読み終えました。

おいおいその感想文を書こうかな、と思います。

もうちょっと読書の時間も増やしたいなぁ。

お祝い貧乏

わたくし、今月はお祝い貧乏です。


明日は結婚式の2次会→3次会。

来週の土曜日は結婚式→披露宴→2次会→3次会。


めでたいんです。

どちらにも本当に心の底から祝福してるんです。


でもお金が飛ぶんです…!!


特に今月は習い事を延長したせいで、

ただでさえ金欠なのです。

趣味の貯金が。。

安月給でボーナスも見込めないというのに。あぁぁ。


お祝い貧乏になる時期が必ず来る、

と人生の先輩方からよく言い聞かせられましたが。


こんなに大変だとは思わんかったよ。。


でも、おめでとう、と思う気持ちに偽りはないから、

それだけは信じて。。


ちなみに、2月から5月は毎年お祝い貧乏です。

家族・親族の誕生日やら彼氏の誕生日やら

就職祝いやら入学祝いやら卒業祝いやら。


お願いですからもうちょっとスパンを広げてください。(←ムリ)

…ケチでどうもすみません。

誰に謝ってるのかわからんけど、なんとなく。

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