JYJ ショーケースin台湾レポの途中ですが
たいへん うれしいことがありましたので お知らせさせていただきます。


以前から とても信頼して よく寄せていただいている 韓国ジェジュンファンの運営されるブログ worldclassJJ さまで
先日 「ジェジュンの歌に関するレビュー」の募集がありました。


ジェジュンに対する思いとは違って
[レビュー=論評]ということで 大変難しかったのですが
頑張って 書いて応募してみました。


そうしたら 思いがけず 入選ということで 本当にびっくりしています。

何よりも 必ずジェジュンに渡していただける ということのようで
天にも昇る気持ちです!

ありがとうございますm(__)m


他にも日本 中国 アメリカ マレーシアの方々計5名が 選ばれたとのことで 順次 公開してくださるそうです。

よろしければ 御覧くださいm(__)m

こちら→ lworldclassJJ さま




こちらにも 同じものを残します。



私は学生時代から、もう20年以上歌を歌っています。声楽です。
もちろん素人の趣味程度ですが、それなりにたくさんの歌い手の歌を聞いたことがあり、自分自身もヴォイストレーニングを受けてきた経験があります。
そのせいか、演奏会に行ったりCDを聞いたりするとき、たいていは批評家の耳で聞いてしまいます。
「この人は声質がいい」とか「子音の発音がよく歌詞がよく伝わる」とか「情感の込め方がすばらしい」というように。
 
ところが、ジェジュンの歌を聞くときはまったく違います。
ジェジュンの歌を聞いて、「この点が上手い」などと思ったことがないのです。
早合点して怒らないでくださいね。
ジェジュンの歌を聞くと、上手いとか下手だとか、歌の技術云々を批評する考えは頭から完全に失せて、そのままこころにストレートに染み入ってくるのです。
不思議なことに日本語でも韓国語でも同じです。
私は韓国語がまったくわからないのに。そしてふだん「ドイツ語のウムラウトはこう、日本語のshiの発音はこう」などとやかましく言われ、常に気にかけているのに。
そんなことは全て、どこかに追いやられてしまうのです。
 
“1/fゆらぎ”という概念を知っていますか?
そもそもは電気の世界から名づけられた現象だそうですが、そよ風や小川のせせらぎ、ろうそくの炎など一定の規則性がない動きによって、人はやすらぎを感じるというものです。
ジェジュンの歌声は、まさにこれではないかと思います。
彼の声は他人の声とよく混ざり、一見強い個性がないようにも見えます。ハモリを担当しているときは探すのが難しいほどです。
しかしひとたびソロで歌うと、どんな曲調の歌も「ジェジュンの歌」にしてしまうのです。
 
穏やかで優しいジェジュンの声から、韓国曲Insaのようなもの悲しいバラードを好む人が特に日本人には多いようですが、私は彼の歌い方はロックに向いていると思います。
ロックチューン全開の日本のソロ曲Mazeはもちろん、同じくJYJ Dome Liveで歌われた カバー曲I Have Nothing ですら、なぜかロック色を感じたのは私だけでしょうか?
しかもそんなロックチューンですら、ただ激しい感情を呼び起こすのではなく、どこかしら優しさのある、そして“ゆらぎ”を感じる音楽にしてしまうところが、ジェジュンにしかない、彼の歌の最大の個性だと思うのです。

                                                      bibian