私どもの社債引受けについて | 思うように資金調達ができない方へ

私どもの社債引受けについて

5月30日

私どもの社債引き受けサービスの実務についてご案内します。

社債についての過去の記事は次の2つの記事をご参照ください。

直接金融 社債  

直接金融 社債 2

過去の記事にも取り上げましたが、このサービスの対象になるお客様は次のような会社です。

 

⑤ご利用いただける会社とは?

・私どものファクタリングをご利用いただき、約定通り精算いただいた実績がある会社

・製造業、運送業、建設業が望ましい

・同業他社と比較してストロングポイントが顕著な会社

・売掛先(販売先)に大手企業が多い会社

・何よりも経営者と私どもの信頼関係が構築できるかどうかが最大の審査ポイントです。

 

直近で1件具体的な案件の検討をさせていただきました。

ファクタリングの既存顧客でもないし、上記業種にも当てはまりませんが、

業界では有名な会社で、業績も回復基調で良いコンディションの会社でしたので、

検討させていただいたのです。

既存顧客ではないのに検討させていただいたのは、

過去に何度か私どものファクタリングサービスに対しても打診いただいたのです。

ただ、その時問題になったのは、

銀行系のノンバンクの売掛担保融資のご利用で、

同社の債権概要ファイルには、

譲渡登記が同社の売掛債権に対して包括でついているため、

私どもは保全の点で問題があって実行できなかったのです。

ただ、そのやり取りの中で、代表者の方の人となりには問題がないイメージができていたことで、

今回特例的に検討させていただいたのです。

 

この社債引き受けサービスは、

私どもとファクタリング全般で密接に提携する投資会社が担当していますが、

今回、このお客様の会社については、

現時点ですぐの社債引き受けについてはNGになりました。

ただ、ファクタリングならすぐにでも検討可能とのことで、

やはり一度ファクタリングを通してお金が絡んだやり取りをしてみてからの判断と言う見解でした。

 

まずNGになった重要なポイントは、

決算書などある時点の止めた時間での静態的な分析には十分な資料も頂戴したのですが、

同社には子会社や関連会社が数多くあって、

けっこう権利関係や事業の棲み分けなどが、

シンプルでなく実態的な感覚でつかみにくいのです。

結論としては、契約期間中、配当の遅延事故などが起きることなく推移してくれればよい訳ですが、

社債の償還はファクタリングの精算と違って、

時間が圧倒的に長くなるため、

やはり先ほども書きましたが、静態的な分析だけでは、

特に関連会社など組織が複雑な場合、実態的な内部統制が分かりづらく、

やはり、実際のお金のやり取りなど密度の濃いやり取りを実際やってみないと、

判断が付きにくいのが結論だったのです。

要は動態的な分析が必要なのに、

判断する情報がないことがNGとさせていただいた一番の理由になったのです。

 

要は、検討した投資会社社長もいろいろ検討した中で、

やはりファクタリングで一度ご利用実績をいただいてからでないと、

引き受けて良いものかどうか判断がしづらかったことが一番の理由でNGになったのです。

 

ただ、ファクタリングでも2社間の場合は社債と比較すれば圧倒的にコストが高くなるから、

お客様によっては利用されない場合も出てくるとは思います。

でも、やはり私どもの社債引き受けサービスの原点は、

ファクタリングの既存顧客向けのサービスに特化しないと難しいことが、

実際検討させていただいたことでよく分かりました。

 

結論として私どもの社債サービスは、

ファクタリング既存のお客様に特化してサービスして参りたいと思います。 

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