今後のサービス概要 17年5月版 不動産ファイナンス ノンバンク融資の傾向 ③ | 思うように資金調達ができない方へ

今後のサービス概要 17年5月版 不動産ファイナンス ノンバンク融資の傾向 ③

5月24日

今回は不動産担保融資を専門に行うノンバンクの最近の傾向のご案内3回目で、次の2つについてご案内します。

④地方案件は多少ともやり易くなった

⑤最近のノンバンクは忙しい

    

④地方案件は多少ともやり易くなった

不動産担保融資を行うノンバンクは、借主の属性や財務状況、また不動産取得のための資金調達については、実績や取得不動産の利用方法や事業計画について、以前と比較すれば厳しい審査をするようになったと今後のサービス概要 17年5月版 不動産ファイナンス ノンバンク融資の傾向② でお伝えしました。

でも、銀行と比較すれば担保不動産の審査に占める割合は断然大きく、その分、担保評価や流動性に対する見方はノンバンクの方が厳しい場合がけっこうあります。

だから、ノンバンクの融資は、地方不動産が担保である場合は、首都圏、特に23区の不動産と比較すれば、融資額や融資掛目や金利については、当然ながら、かなり条件は厳しくなります。

 

ここからは私感ですが、

でも、以前と比較すれば、十分とは言えないまでも、担保としては首都圏の不動産よりは弱い地方案件も、取り扱うノンバンクが増えてきているように思います。

これはやはり、ここ数年間、銀行がノンバンクの不動産融資のゾーンに下りてきて、首都圏の案件の数がノンバンクに取ってみれば数が減ったこと。

また、不動担保融資の案件自体、ノンバンクが希望するような案件を首都圏だけに求めても、数に限りがあって少ないパイを奪い合うような状況があり、地方案件も検討しないと案件の数を確保できなくなったこと。

さらに、上述のように銀行がノンバンクの市場に下りてきたことで、競争原理から金利水準が下がって、ノンバンクとしては、金利が下がった分、案件の数を増やさないと儲からない状況になってきたこと。

 

まだまだ他にも理由はありますが、以上のようなことで、地方案件もやらざるを得ない状況になってきたことで、地方案件もプレイヤー(ノンバンク)の数が増え、満足いくレベルではないけれど、地方案件は多少ともやり易くなったと言えると思います。

 

⑤最近のノンバンクは忙しい

先ほども触れましたが、ここ数年、銀行がノンバンクのゾーンに下りてきた訳ですが、金融庁が、銀行に対して、不動産融資への割合を減らして、もっと中小企業などへの事業融資にシフトをするように方針変更したことで、銀行は以前のように不動産融資にばかり力を入れることができなくなったことで、その分、銀行の不動産融資が減りつつあることから、ノンバンクはここ数年と比較すれば案件数が増えてきているように思われます。

だから月末に打診すると、案件数が増えている分、対応も時間がかかりがちですし、案件に対する見方が以前よりも厳しい目で見るようになってきたように思います。

まだ金利が特段高くなるような現象は特に見られませんが、ここ数年のように数少ない案件を大事に取り扱っていて時期とは明らかに環境が変わったことで、審査は厳しめになってきたように感じます。

 

だから、物件取得のための融資案件はこれからも審査は厳しく推移するように予想されますし、第三者担保提供案件への見方などもさらに厳しくなっていく懸念を感じます。

 

いずれにしても、ノンバンクの不動産融資は以前と比較すれば利用が難しくなってきたと思います。

またノンバンクの融資は、銀行以上に、ノンバンク間格差と言うか違いは厳然としてあるので、最良の融資を考えた時、この部分のサポートは私どもの出番があると確信しています。

 

オンラインサロンでもリースバックを含めた不動産ファイナンスについて、的確なサポートをさせていただけるものと思います。

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