今後のサービス概要 17年5月版 銀行融資 ① 銀行融資の種類
5月19日
銀行融資に依存しない資金調達のサービスをメインにご案内させていただいている私どもですが、
銀行からの調達が可能なお客様には、当然ながら銀行融資をご案内します。
それは、中小企業のあらゆる資金調達の中で最も利用しやすいのが銀行融資だからです。
①金利や融資期間など条件が良い
②直接金融と比較した場合、経営への影響力が少なく自立性が担保されやすい
では、銀行融資を案内するお客様が多いかと言えば、私どもの場合は決して多くはありません。
と言うよりは、そもそも銀行融資は私どもの様なものがお手伝いしなくても、
銀行から煩いことを言われながらかもしれませんし、
時には理不尽と思えるような対応をされる時もあるかもしれませんが、
可能な方は独自で普通に銀行から調達されています。
でももう少し詳しく書くと、
まずは銀行融資の中でも、
独自でやっても、コンサルタントなど専門家にサポートしてもらっても、
その難易度によっては結果は同じと言う融資もあります。
銀行融資と言っても色々な種類の融資があります。
難易度が高い順に紹介すると次のようになります。
ここでは資金調達BANK の記載を採用し、若干補足してご案内します。
銀行融資を当座貸越、証書貸付、手形貸付、手形割引(難易度が高い順)と言う分け方が一般的かもしれませんが、ここでは独断ですが次の6つに分けて紹介している資金調達BANK の区分けが分かりやすいので採用しました。
①当座貸越(一般当座貸越)
銀行があらかじめ極度額を設定し、その極度額の範囲内であれば企業が自由に借入、返済ができる融資方法のこと
②プロパー融資
銀行自身が貸し倒れリスクを取って融資をする融資方法のこと
長期融資だから難易度は高い
③手形貸付
銀行に手形を差し入れて融資を受ける融資方法のこと
短期融資なので比較的難易度は低い
④ビジネスローン
決算書データをスコアリングシステムで自動的に審査をして融資をする融資方法のこと。無担保、第三者保証人がない代わりに高金利のローン
定型ローンだから属性や与信に問題がなければ難易度は高くない
⑤手形割引
企業がサービスや商品の対価として受け取った手形を銀行が買い取る形の融資方法のこと
買戻し余力を審査されるものの、手形の銘柄が良ければ難易度は低い上、審査期間も短い
⑥保証付融資
保証付融資は、信用保証協会が保証人となって貸し倒れリスクを負ってくれる融資方法のこと
中小企業にとって入門編の銀行融資
ここからは独断と偏見かも知れませんが私感を記載します。
実際コンサルタントなどに依頼して値打ちがあるのは①~③で、
④~⑥は基本要件がクリアされているかどうかの判断や、
その時点での、アグレッシブな銀行や拠点の紹介と言う意味ではきっかけ作りにはなりますが、
特段コンサルタントが何かできるわけではありません。
もっと乱暴にシンプルに書くと、
中小企業の銀行からの融資は保証協会付融資やビジネスローンは基本的な要件さえクリアしていれば、
コンサルタントの助けなどの必要はありません。
腕の良いコンサルタントが値打ちを発揮するのは、
プロパー融資や短期融資の手形貸付です。
当座貸越は極めて難易度が高いので、
私どもがお手伝いする対象としては現実的ではないと判断しています。
思うように資金調達ができない方へのDMMオンラインサロンには、
銀行出身の私のビジネスパートナーも入会しています。
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