ファクタリングサービスの実例 ファクタリングよりも銀行融資 | 思うように資金調達ができない方へ

ファクタリングサービスの実例 ファクタリングよりも銀行融資

2月11日
昨日、ファクタリングの面談をさせていただいた案件の話です。
私どもは主体的な立場でファクタリングサービスをご案内していますが、
何が何でもファクタリングを実行させていただいている訳ではありません。
昨日の面談は、このような内容の典型的な例だったので、
私どものサービスのイメージをご理解いただくためにご案内いたします。
 
昨日の案件は元は20億円ほどの年商があった社歴20年弱の広告会社です。
ところが大手広告会社に良い案件を奪われたことで年商が激減し、
その他、複数の取引先の売掛金の未収なども加わって、
資金繰りのバランスが壊れた会社です。
一時年商は3億円程度まで激減しましたが、
今期は6億円程度まで回復が見込まれる状況になったものの、
こうなるとだいたいの場合増加運転資金の調達の必要性が出てきます。
現在は都市銀行一行と取引があり、
現在も追加融資が出る関係は保っているものの、
ご多分に漏れず、
機動的な資金ニーズに対応してくれるまでの関係は築けていない状況です。
 
今回も新規案件のための準備金が必要となって、
一度ファクタリングを利用してみようと、
コンサル会社経由で私どもにご相談があったのです。
実行希望額は500万円で年商規模からしても、
売掛先の信用力も抜群で問題なく実行をさせていただける案件です。
 
でも、この顧客の会社を見て感じたのは、
ファクタリングはあくまでももしかの時のための備えとしては良いが、
事業の性格上、今後も売上が増えれば増えるほど、
先出しのお金が必要になることから、
同社の銀行取引が現時点でもできている上、
一行としか融資を伴う銀行取引がないことから、
地銀か信用金庫のアレンジを優先することにしました。
一方ファクタリングはもしかの時のために、
ご利用最低金額の100万円の実行を一度させていただき、
既存の実績がある会社となっていただく。
つまり銀行の無担保融資(協会50:プロパー50)と同時並行で、
ファクタリングの既存顧客になっていただく提案をさせていただきました。
 
このように私どもの場合、
実際、昨日のようなファクタリングサービス以外の資金調達の手段を、
ご案内することは日常的に行っています。
何が何でも高コストのファクタリングのご利用を進めると言った、
単細胞のような対応をしていませんので、
ご理解ご安心いただければと思います。
資金調達にお困りの際はお気軽にご連絡ください。