ファクタリングサービスの予算を持たずスタッフも増やさない理由 | 思うように資金調達ができない方へ

ファクタリングサービスの予算を持たずスタッフも増やさない理由


12月9日

ファクタリングのサービスをスタートして1年10ヶ月。

想定していた以上の数の債権を買い取らせていただきました。

そして、よく金融業界の方々から褒められるのは、

取り扱った数の割に事故になった案件の数が非常に少ないこと。

そして、顧客と敵対関係になった案件がほとんどないところです。

中にはむしろ本当に潰れるところを助けてもらったと言う感謝の声を、

紹介者から聞くようなことも増えてきたところです。

 

なぜここまでは上手くやってこれたかと言うと、

何よりもこのサービスに関わるメンバーに、

気心が知れない人物を一切入れなかったことだと思います。

営業数字を上げるのが得意な人物は、

営業力はあっても本当に他人様のお金に関するサービスをする時に必要な、

見識や常識を持っているとは限らないからです。

だから予算で管理しなければならないメンバーを、

一切加えなかったことは正解だったと思います。

また考え方が違うメンバーとは早々に縁を切って、

私どもの趣旨に反するような人物が趣旨に反するようなことをしないようにしてきたのです。

  

なぜこのようなことを考えたかと言うと、

一度次のようなことを経験したことがあったからです。

もう破綻した先だから実名を書きますが、

チンピラとしか思えないような社員が日本振興銀行の中にいました。

1年以上も前に紹介した顧客が夜逃げしたことで、私にすごんできたのです。

そもそも、顧客の夜逃げ情報を、私が紹介者とはいえ、

第三者に漏らしただけでも銀行としては顧客の情報保護の観点から大問題です。

しかも脅迫まがいの留守電を執拗に入れ捲くってきたのです。

私はこのようなことは許さず徹底的に戦う性格なので、

この問題点を内容証明で代表者に告発したところ、

役員から丁重な謝罪と、二度とそのチンピラ社員からは連絡がなくなりました。

このチンピラ社員はどうやら元街金出身だったようで、

同じ業界の方々に喧嘩を売るようなことを書いてしまいますが、

街金出身者には金貸し臭く、言葉遣いも悪く、

人生経験を対して積んでない若造のくせに偉そうで非常識な、

先ほど紹介した日本振興銀行のチンピラ社員の様な人物が、

少なくないので、このような人物をメンバーには絶対に入れなくなかったのです。

 

私どものファクタリングサービスには、そもそも予算はありません。

本当に出会わなければ今のサービスの現状など全く考えられない、

ただただ感謝しかない元銀行出身のビジネスパートナーともよく話すのは、

営業のため予算ため採算のため、

リスクが高いような、あるいは経営者との相性が悪い案件を、

目をつぶって実行するようなことだけは止めようというところです。

 

これは銀行でもノンバンクでも街金でも同じですが、

予算で厳しく管理すると、ややもすると営業数字に魂を売ると言うか、

やってはいけない案件に手を出してしまったり、

やってはいけないようなことをしてしまいがちです。

私が20数年以上前、

某都市銀行と度を越した提案営業であった被害について係争した時も、

根幹は予算達成のためにおかしなことをする行員がいたことです。

もちろん、そのようなバカなことを許した自分も自業自得だったと思います。

 

私どもの2社間ファクタリングは、確かに同業他社と比較すればコストは低いと思います。

でも、高いことには間違いないので、

本当に正しいご利用をして頂かないと、

顧客のためにはならず、

突き詰めると私どものファクタリングを実行したことが、

仇になってしまうことも多々あるのが現実です。

だから、営業数字のために実行をするメンバーがいないと言うことは、

顧客に本質的な迷惑をかけないことにつながります。

予算など持たず、顧客のためになる案件だけ実行すれば良いように、

固定費もできるだけかけないようにしています。

 

だから案件についての審査は面倒で厳しいかもしれません。

でも、これは利用してはいけない状態にある会社に本質的な迷惑をかけたくないからです。

もちろん事故案件を出さないことで、

利用してメリットがある会社には、

できるだけ安いコストで利用していただくようにしたいからです。

    

次回は本当に利用していただきたい会社とはどのような会社かと言うところを、

けっこうオープンに書きたいと思っています。

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