至急の資金調達に対応できるサービス 2 | 思うように資金調達ができない方へ

至急の資金調達に対応できるサービス 2

思うように資金調達ができない方へ

6月16日

今日は次のような資金調達の依頼にどのように対応するかについて書きます。

たとえば今、依頼が来ている案件です。

5月12日に入った、5月23日までに1000万円の資金調達が必要な案件です。

この会社の年商は8億円ほど、利益も出ていますし、原価償却もちゃんとしていて、キャッシュフローは一見問題がない会社です。

でも、詳しくは書けませんが、短期間ですが1000万円ほどの資金ショートが確実な状況になったのです。

本来なら、既存取引の銀行から融資を受ければいいのですが、まだまだ銀行が積極的にこのような資金ニーズに十分応えられる状況になっていないのが現状です。

時々、金融機関出身のコンサルタントは、このようなケース、銀行ならどこでも出すでしょなんて頓珍漢なことをいいますが、どこでも出すのなら、このレベルの会社から、このレベルの資金調達の相談なんて来ません。

まだまだ多くの銀行は、このようなケースにタイムリーに対応してくれないから、中堅企業も困っているのです。

まあ、同業者の批判はここまでにして、こんな時どのようなサービスで対応するのかを説明します。

実はこの種の資金調達の依頼は、本当にいっぱい来ます。

それは、弊社がこのようなサービスに結構対応できているからでしょうか。

一度ご利用になって成約した顧客からの紹介案件が多くなっています。

 

では実際成約した案件で説明します。

先ほど書いた、今アレンジしている案件は、まだ簡単な方です。

時間的な余裕があるし、会社にも代表者にも、満々とは言えないまでも、それなりの与信があります。

でも、1月に成約した案件は金額は小さいけれど、より難易度が高い案件でした。

1月7日に初めて相談を受けた案件で、8日後の15日までに500万円の資金調達が必要な案件で、まず時間がないこと。

さらに会社も代表者にも、先述の案件と比較すれば与信が高くないのです。

  

時間がない案件の場合、重要なのは、資金調達をする会社の与信を前提とした資金調達は時間的に難しいと言うポイントです。

ただ、500万円であれば、金融信用情報に問題がなければ、ファイナンスサービスの現況 ② の③で書きました、銀行やノンバンクのネットから申込可能な事業ローンや個人ローンにまず打診してみることです。

このようなネットから申し込み出来るローンは、定型ローンと言って、まさに自動車ローンのように、決まった審査ポイントがOKならすぐに審査が完了するローンで、通常の銀行や公的資金の融資のように、会社の与信審査に時間がかかるものとは待ったく別物で、時間的には即日から3日もあれば、十分間に合うのです。

でも、この案件では、このようなローンがNGの結果が出ていましたので、まずは例の画期的売掛金担保融資が可能かどうか検討しました。

画期的売掛金担保融資の詳細は次の記事をご参照ください。

最近の画期的売掛金担保融資の近況 ②  

最近の画期的売掛金担保融資の近況

結果、300万円はこの融資で期限内に実行できました。

   

ただ、当初から、この融資のみでは、500万円の融資では難しいと判断していましたので、有名な不動産担保融資のノンバンクではありませんが、昨日の記事で書いた、年末に実質3日で3000万円の不動産担保融資を実行した懇意のファイナンス会社に、一番抵当の銀行の借入の返済が進んでいたので、2番で打診したところ、こちらも300万円の融資の実行が期限内にできました。

合計600万円の融資が期限内にできたのです。

  

このファイナンス会社の場合、不動産以外の資産(株券、ゴルフ会員権、入居保証金、供託金など)の担保融資を行うので、至急対応のときはこのファイナンス会社によく協力してもらいます。

これ以外にも至急対応の資金調達は、ブログの記事では書きにくいものもありますので、時間がない資金調達でお困りの際は、ご相談いただければと思います。

ただ、ここで確認しておきたいのは、時間がない資金調達のアレンジは、OKか否か、すぐに分かりますので、申し訳ありませんが、即NGとお答えすることもあります。

このような場合、気分を害される場合もあると思いますが、これは次のような事情からなのでご容赦いただきたいと思います。

私のモットーでもあるのですが、できもしないサービスを取り扱うようなことは一切しないようにしています。

できもしないサービスを取り込み、やたら時間をかけるようなことは、かえってお客様に迷惑をかけると思いますので、このような対応をさせていただいています。

至急対応の資金調達のアレンジは、OKか否か、すぐに分かりますと書いたのは、シンプルに分かるような案件でなければ、ファイナンス会社だって短時間で審査できませんし、実行できるはずもないのです。

中には、山ほど多い資料がないと説明できない案件や、権利関係などが複雑で理解するのに時間がかかる案件もありますが、お金を出す側が理解するのに時間がかかるような案件が、数日で実行されるはずもなく、このようなケースでは、まず資産勘定などを拝見して何かシンプルに審査可能な方法がないかを探ります。

だから、すぐに資金調達が可能か否かすぐに分かるのです。

  

最後になりますが、時間がない資金調達は、最低次のポイントの一つはOKでなければできないことをご理解ください。

・会社や代表者、あるいは親族や懇意先に、明確な価値が審査しやすい資産があること。

・代表者の金融信用情報に問題がないこと。

・第三者保証の保証人になってくれる人がいること。


ご相談、ご質問はbhycom@gmail.com まで

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