宮城県警南三陸署は8日、南三陸町で相次ぐ海産物の密漁を取り締まるプロジェクトチーム「海燕隊(かいえんたい)」を発足させた。

 同町沿岸部では昨年、ウニやアワビなどを密漁したとして漁業法違反などの容疑で22件が摘発されており、密漁事件の発生数は県内最多だ。暴力団によるアワビの窃盗容疑事件も発生している。

 特に6~8月が密漁のピークで、岩場が干上がる大潮の干潮時に多発するという。同署には毎年、漁業関係者から苦情が寄せられていた。チームには署員の半数近い13人が所属し、警戒にあたる。海燕隊の名は、素早く飛び回って駆けつけるツバメから名付けた。

 隊長を務める斎藤正裕地域課長は「海産物の資源保護のため、パトロールを強化し、密漁を全滅させたい」と話している。

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