1月~3月の記事が出ていましたので、ご紹介します。
東南ア新車販売28%増 1~3月 タイなど消費堅調
【バンコク=京塚環】東南アジア主要6カ国の1~3月の新車販売台数は計94万3505台と前年同期比28%増加した。政府の需要喚起策や堅調な個人消費に支えられ、タイなど上位4カ国がけん引役となった。ただ4~6月はインドネシアのローン規制強化などにより、伸びが鈍化する可能性もある。
タイは初めて車を買う消費者向けの減税措置を受け、前年同期比48%増の41万3256台となり、3月単月で見ると月間販売台数は過去最高となった。メーカー別では首位のトヨタ自動車が12万5222台で同3%増にとどまる一方、ホンダは同26倍の7万2202台に増えた。
インドネシアは堅調な内需を受け、前年同期比18%増の29万5909台だった。ただ2013年通年では前年並みの台数になるとの見方が多い。
上記を確認すると、タイ・フィリピンの好調さが際立っています。
反対に、ベトナムはまさかの減少という状況で、苦戦していることが分かります。
さらに、マレーシアについても、14%増ということで、堅調といえますが、先般の選挙結果をみると与党が勝利という結果には落ち着きましたが、マレー系と華僑系の対立の懸念も出始めているような気配も感じられます。
一見、ASEAN全体が全て好調と考えられていますが、やはり国や民族が違うということで、今後の数年間で少しずつ格差も出てくるのではないでしょうか。
同じASEAN諸国と考えず、取捨選択が必要となってきていますね。