近くにいながら、なかなか行かないところってありますよね。
美術館だったり、公園だったり・・。
我が家の前に「野草の丘」という広大な牧草地がありますが(通称「ヤッホーの丘」と呼んでいますが、どちらも通称です)、ここも我が家にとってはそんな場所のひとつです。
ラルフがまだ若く元気だったころは日課のようにしてお散歩で訪れていましたが、老犬になり散歩もほんの少しで済んでしまうため、ここのところご無沙汰でした。
今日は比較的風もなく穏やかだったので歩いてみました。
最近、舗装されてきれいになった道が八ヶ岳(北)に向かって伸びています。
ボク的には未舗装でも良かったんだけど、ご近所さんは大喜びです。
5分ほど歩いて舗装が切れると、こんな林の中の道になります。
ほとんど訪れることのない立派なログハウスの別荘が数軒あります。
「ヤッホーの丘」の入口をはいると目の前になだらかな斜面が見えます。
そこを少し登と丘の上に八ヶ岳が頭を出します。
この瞬間がワクワクします。
丘を登りきると、「ヤッホーの丘」のちょうど真ん中に出ます。
北は八ヶ岳。目の前にある丸いのは、ここから見える山々を360°描いた絵地図です。
ここで「ヤッホー!!」とやると「ヤッホー」と返ってくるから面白い。
子供はホント、びっくりします。
南を振り返ってみましょう。
遠くに富士山が見えます。
我が家はこの写真の左にあります。
帰り道は森の中の道を歩いて帰ります。
丘から西に一度小さな沢に下り、もう一度小さな丘を登ります。
森の入口です。
小さな小川が流れていて、そこに「ブランコ・ブリッジ」がかかっています。
昔は子供と一緒に右の橋を渡ったものですが、
さすがに怖いので左の橋を渡って森の中に入ります。
冬になり、木々が葉を落としたので比較的明るいですが、
それ以外の季節は、けっこう深い森です。
風にきしむ木の音や、時折さえずる小鳥の声しか聞こえない
静寂の森です。
森をぬけて舗装道路を東へもどります。
途中、積み上げられた白い塊が道の両側に・・・。
これ何だと思います?
正解は、草を丸めたものです。牛たちの冬場の食糧というわけ。
これ、でも危険だな~。道路に転がってきたらどうすんだろう?
帰ってきました。
ぐるーっとゆっくり歩いて30分。
途中、近所のペンションのご夫婦と立ち話をしていましたが、
だいたいそんな時間で歩けます。
最近、ボクの好きな番組「世界まち歩き」みたいにやってみましたが、
みなさんいかがだったでしょうか?
次回は別のルートを通って歩いてみようと思います。